エリザベス女王、ウクライナ支援のためにひっそりと寄付。

Culture 2022.03.07

英国のエリザベス女王も、ウクライナ難民を支援するための慈善団体、災害緊急委員会(DEC)に多額の寄付を寄せた。

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ウクライナの難民を支援するため、エリザベス女王も多額の寄付をする意向を示した。(ウェールズ、2021年10月14日) photography: Getty Images

行動は言葉より雄弁に語る。エリザベス女王はロシアのウクライナ侵攻について公には発言していないが、DECに多額の寄付を行うなど、水面下で支援をしている。寄付金額は不明。バッキンガム宮殿はこの件に関して何の声明も出していないが、DECは3月3日、ツイッターで女王の寛大さを賞賛する投稿をした。「女王陛下がDECを継続的に支援してくださり、人道的支援に寛大な寄付をしてくださったことに感謝します」

 

 

1963年に設立されたDECは、英国の15の慈善団体や人道支援団体で構成され、被災した人々を迅速に支援するため、寄付要請や調整、援助活動を行っている。3月2日からは、2月24日のロシアの軍侵攻以降国外退避を余儀なくされているウクライナ難民を支援するキャンペーンを開始した。

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王室メンバーたちの支援

すでに何人かの英国王室メンバーが、ウクライナとの連帯を表明している。ウィリアム王子ハリー王子に続き、チャールズ皇太子も3月1日、エセックス州のサウスエンドオンシーを訪問した際に、ロシアのウクライナ侵攻を「自由に対する攻撃だ」と批判した。また翌日には、カミラ夫人とともにロンドンのウクライナ東方カトリック教会の大聖堂に赴き、ミサに参列。「不十分ではありますが、私たちの思いと祈りは、この最も重要な時期に、みなさまとともにあります」と語った。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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