エリザベス女王、ウクライナにさりげなく連帯のメッセージ送る。
Culture 2022.03.09
3月7日に行われたカナダのジャスティン・トルドー首相との会談で、エリザベス女王はウクライナへの連帯をそっと表明した。
ウィンザー城で話すエリザベス女王とカナダのジャスティン・トルドー首相。(2022年3月7日) photography: Abaca
コロナウィルス感染を経て公務に復活したエリザベス女王の姿を見る喜びに、英国国民の多くは、重要なディテールを見落としたようだ。3月7日、ウィンザー城でジャスティン・トルドー首相と会談したエリザベス女王は、ウクライナの国旗の色である黄色と青の花束の前に立っていた。デイリー・メール紙はこれを、現在ロシアの侵攻に苦しむウクライナ国民に向けた繊細な応援メッセージだと解釈した。
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惜しみない寄付
デイリー・メール紙によると、このメッセージが発信されたのは、エリザベス女王がウクライナの難民を支援する「災害緊急委員会」に「多額の寄付」をしたと報じられた数日後。王室は、この寄付について公式な発表をしていない。また、寄付金の総額も明らかにしていない。一方、災害緊急委員会はSNSでエリザベス女王に感謝の意を表した。
カナダのトルドー首相は、ボリス・ジョンソン首相とロシアのウクライナ侵攻ついて話し合うために英国を訪問し、英国を訪問中だった。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)
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