英王室からの自立の証し?メーガン夫人、ハイブランドルックで登場。

Culture 2022.04.20

伝統的で慎み深いロイヤルファミリーのルックに対抗する、オランダ・ハーグでのメーガン夫人の最新のルック。

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オランダで開かれたインヴィクタス・ゲームでのメーガン夫人とハリー王子。(ハーグ、2022年4月16日)  photography: Abaca

人気者、いじめっ子、被害者、亡命者......ハリー王子との婚約を経て、2017年に正式に英国王室のメンバーになってから、メーガン夫人はウィンザー家でさまざまな役割を担ってきた。しかし、彼女は常に他のメンバーとは一線を画してきた。

今回のルックほど、彼女の特別なステータスを反映しているものはない。夫のハリー王子が創設したスポーツ大会、インヴィクタス・ゲームのために、オランダ・ハーグを訪れたメーガン夫人は、臆することなく、完璧なゴージャスルックをチョイスした。注目を集めたのは、ブランドのロゴを散りばめた、4月16日のルックだ。

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インヴィクタス・ゲームで、セリーヌのトリオンフバッグとツイードジャケットで、カジュアルシックに決めたメーガン夫人。 (ハーグ、2022年4月16日。) photography: Abaca

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グランド・ラグジュアリー

アスリートたちを出迎えたメーガン夫人は、セリーヌのアイテムをメインとしたカジュアルなシルエットをチョイス。ゴールドボタンのブラックツイードジャケットに、トリオンフバッグと金縁のサングラス、そして日本のブランド、マウジー ヴィンテージのジーンズ、シャネルのバレエシューズ、カルティエなどのジュエリーを合わせた。総額は12,000ユーロ(約170万円)ほど。英国王室の節約とは対極にある、高額なルックだ。

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反逆分子

ハリー王子とメーガン夫人は、2020年に王室を離脱して以来、ロイヤルメンバーとして活動していないが、今回のドレスコードはそれを裏付けるようなものだ。

前日、ヴァレンティノのスーツにitバッグを肩にかけて登場した彼女は、すでにその雰囲気を醸し出していた。あからさまに高価なルックをチョイスしているメーガン夫人の洗練されたイメージは、スタイリストがメインストリームのブランドから入手しやすいものを選び、服を着回し、細心の注意を払って作り上げたキャサリン妃のものとは対極にある。最近カリブ海を旅したキャサリン妃は、そのファッションで外交の手腕を見せつけた。

一方のメーガン夫人は、英国王室からの解放を、ハイブランドのルックで表現しているようだ。

text: Mitia Bernetel (madame.lefigaro.fr)

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