エリザベス女王、94年前の貴重な写真を公開！

エリザベス女王の誕生日に合わせ、英国王室は公式インスタグラムで、女王がまだ2歳だったころの写真を公開した。

英チャンピオンステークスでのエリザベス女王。(イギリス、2021年10月16日) photography: Stephen Lock/i-Images/ABACA

1928年までさかのぼる。4月21日に96歳となったエリザベス女王の誕生日を記念して、英国王室のインスタグラムが、世界最高齢の君主のスナップショットを公開した。白黒写真の中のエリザベス女王はまだ2歳。フリルのついた白いワンピースを着た巻き毛の女の子は、腹ばいの姿勢で、両手を頬に当て、笑顔でポーズをとっている。

 

 

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The Royal Family(@theroyalfamily)がシェアした投稿

 

「お誕生日おめでとうございます、陛下！」と、写真に付けられたキャプションでは、「彼女はヨーク公爵夫妻の長女で、女王になるはずではなかった」と、エリザベス女王が王位に就くまでの道のりが語られている。「叔父のエドワード8世が退位し、父君が王位に就いてジョージ6世となり、若い王女が後継者となると、彼女の人生は一変しました」。さらに、キャプションは続く。「1952年に父君が亡くなり、エリザベス王女はわずか25歳でエリザベス2世女王となり、今年、英国史上初となる在位70年を祝います」

---fadeinpager---

プライベートな誕生日

チャールズ皇太子（73）、アン王女（71）、アンドルー王子（62）、エドワード王子（58）の母親であるエリザベス女王は、運動機能の問題から公務を休止している。バッキンガム宮殿のスポークスマンは、AFPに対し、女王がこの日を「個人的に」祝うことに決めたと述べた。

エリザベス女王は4月20日にロンドンから200km離れたサンドリンガム宮殿の領地に飛び、そこで数日を過ごすという。女王が選んだのは、亡くなった夫のエディンバラ公が好んで滞在した海の見える家だ。

【関連記事】フィリップ王配追悼式に集結した、ヨーロッパの王族たち。

とはいえ、英国国民と過ごしたさらなる1年を祝うため、今年もまた、ロンドン塔やハイドパークからは祝砲が上がり、軍楽隊は有名な「ハッピーバースデー」を演奏した。