エリザベス女王の70周年記念公式ポートレートが公開。

Culture 2022.06.03

イギリスのエリザベス女王は6月1日、在位70年記念のポートレート写真を公式インスタグラムアカウントで公開した。

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プラチナジュビリーに合わせて公開されたエリザベス女王の新しいポートレート。(2022年5月20日、ロンドン)photography: Abaca

在位70年のプラチナジュビリーを記念して、女王の公式ポートレートが6月1日に公開された。静謐な空気に包まれて、女王がにこやかにほほ笑んでいる。王室写真をよく手がけるフォトグラファー、ラナルド・マケクニーによる撮りおろしで、撮影は5月25日にウィンザー城で行われた。

 

 

96歳の君主が着ているのは白い刺繍の入ったペールブルーのコートと揃いのスカートで、女王の専属デザイナーのアンジェラ・ケリーによるもの。パールのネックレスと、亡き夫フィリップ殿下から贈られたエンゲージリングをつけている。背景には城の丸塔とチャールズ2世像が見える。

このポートレートには女王からのメッセージが添えられていた。「私のプラチナ・ジュビリーを祝うため、英国および英連邦全域のコミュニティ、家族、隣人、友人に呼びかけてくださったみなさまに感謝いたします。この祝祭の場で、たくさんの幸せな思い出ができるでしょう。みなさまからのご好意は私の活力の源となります。これからの数日間が、過去70年間に達成されたすべてのことを振り返り、自信と熱意を持って未来を見つめる機会となることを願っています」

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公務の代行

プラチナジュビリーは女王の在位70年を祝うもの。イギリスでこれほど長い治世は史上初のことだ。もっともすでに健康上の理由から、女王の公務の一部はロイヤルファミリーが代行している。こうして最近ではキャサリン妃ウィリアム王子がウェールズを、アン王女がスコットランドを、エドワード王子が妻のウェセックス伯爵夫人ソフィーを伴って北アイルランドをそれぞれ訪れた。

在位70年の関連行事はすでにいくつか実施されているものの、正式なプラチナジュビリー祝賀行事期間は6月2日から5日まで。ビーコン(かがり火)の点灯、感謝の礼拝、ダービー、王室現役メンバーによるバルコニーでの挨拶などが予定されている。ハリー王子メーガン夫人は3歳のアーチーと1歳のリリベットを伴って6月1日にロンドンに到着した。米国に移住した一家が家族そろって帰英するのは初めてのことだ。

text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr)

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