アルベール公、シャルレーヌ公妃との不仲説を全否定。
Culture 2022.06.09
モナコ公国のアルベール公は、JDD(Le Journal du Dimanche:フランスで日曜日に発刊される週刊新聞)のインタビューで、シャルレーヌ公妃の長期不在にまつわる悪意ある憶測を糾弾した。
F1グランプリに登場したモナコのシャルレーヌ公妃とアルベール公、双子のガブリエラ公女とジャック公子。(モナコ、2022年5月29日)photography: reuter/aflo
モナコ公国のアルベール公は、6月4日に発行されたJDDのインタビューで、10ヶ月間不在だったシャルレーヌ公妃について「悪意のある噂を流され、傷ついている」と述べ、彼女が戻ってきたことを「最も喜ばしいこと」だと語った。
4月30日に開催されたF1グランプリでは、アルベール公とシャルレーヌ公妃、そして双子のガブリエラ公女とジャック公子とが家族揃って約1年ぶりに公の場に姿を現していた。
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ステファニー公女とカロリーヌ公女の弟であるアルベール公は、シャルレーヌ公妃の不在期間は、「家族から遠く離れ、多くの苦痛と困難な時を過ごしてきた妻にとっての試練だった。また、子どもたちや私自身にとっても同様だ」と述べた。
さらに「(公妃とは)離れていても強く繋がっている」「(離れている期間も)よく話をしていた」と、読者を安心させる説明に余念がなかった。
「今日、シャルレーヌ公妃は私たちのもとに戻ってきました。彼女の調子が良くなり、やっと一緒に過ごせるようになりました。私たちは皆、安堵と喜びに包まれています」
シャルレーヌ公妃は、耳鼻咽喉科領域の感染症の治療で南アフリカに数回入院した後、スイスに滞在。その後心身の疲労を回復するための専門施設に入院した。さらに6月4日に行われた新型コロナウィルスの検査では陽性と判定されている。
text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi