74歳のグレース・ジョーンズ、胸をはだけながらフラフープを回し熱唱!

Culture 2022.06.19

6月10日、ロンドンのサウスバンク・センターでメルトダウン・フェスティバルが始まり、グレース・ジョーンズがトップバッターで登場、見事なパフォーマンスで観客を魅了した。

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メルトダウン・フェスティバルに出演した1980年代のアイコン、グレース・ジョーンズ。(2022年6月10日、ロンドン) photography: Getty Images

1980年代のアイコンは74歳。だが、まだまだ元気いっぱいだ。6月10日、ロンドンのサウスバンク・センターで第27回メルトダウン・フェスティバルが始まり、トップバッターで登場したグレース・ジョーンズがアクロバティックなパフォーマンスを堂々と披露した。コロナ禍のせいで同フェスティバルの開催は2年ぶりとなる。復活が待ち望まれていたステージに登場した1980年代のアイコンは、25人のミュージシャンを従えて代表的なディスコナンバーをメドレーで歌った。

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ヒット曲「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」を歌う前に、グレース・ジョーンズはフラフープを持ってこさせた。そして観客が驚いて呆然と見ている前で歌手はハイヒールを履いたまま、すごいパフォーマンスを披露した。イギリスのメディア「ザ・テレグラフ」の記者がいみじくも書いている通り、「想像もしなかった光景が目の前に広がっていた。74歳の女性が胸をはだけながら、15分間フラフープを回しつづけ、たけだけしい笑みを浮かべて歌っている......(中略)観客は踊りながら「続けて」と叫んでいた!」

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回顧録

エキセントリックなスタイルで知られる歌手は、私生活をあまり明かしたことがない。しかし2015年には『I’ll Never Write My Memoirs(原題:回想録なんか絶対書かない)』と題した回顧録を出版している。それまでのキャリアを、彼女らしい傍若無人さとあっけらかんとしたユーモアで振りかえった文集だ。翌2016年、フランスの『マダム・フィガロ』誌のインタビューに応じて本人が出版の意図を説明している。「当初は『グレース・ジョーンズ神話』を壊すまいと思っていました。でもやがて、とても仲良しの人たちさえ私のことを全然知らないことに気づきました。だから、この本を書いたのです」と。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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