チャールズ皇太子とカミラ夫人、ルワンダを公式訪問。
Culture 2022.06.27
チャールズ皇太子とカミラ夫人は6月21日にルワンダを初公式訪問し、首都キガリに到着した。
ルワンダに到着したチャールズ皇太子夫妻。(キガリ、2022年6月21日) photography: Abaca
チャールズ皇太子とカミラ夫人は第6回英連邦首脳会議(CHOGM)にエリザベス女王の代理として出席するため、開催地のルワンダを訪問することとなった。この会議はこれまでコロナ流行のせいで4回中止になっている。こうして皇太子夫妻は6月21日、ルワンダの首都キガリに到着した。
ふたりは在ルワンダ英大使のオマール・ダエアおよび在英ルワンダ大使のジョンストン・ブシンゲの出迎えを受けた。イギリスの「Hello!」誌が紹介しているように、1952年に即位したエリザベス女王にとって東アフリカのルワンダは数少ない未訪問国のひとつ。そもそも同国をロイヤルファミリーが公式訪問すること自体が今回初なのだ。
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滞在中の予定
首脳会議のかたわら、チャールズ皇太子夫妻はポール・カガメ大統領およびジャネット・カガメ大統領夫人と会談し、1994年のルワンダ大虐殺について話す予定だ。また、チャールズ皇太子が1976年に設立したチャリティ団体「プリンス・トラスト・インターナショナル」が支援する学生らと皇太子が出会う場も用意されている。
カミラ夫人のほうは公共図書館を訪問し、故フィリップ王配から後援者の立場を引き継いだ「ブックエイド・インターナショナル」の活動状況を視察する。このチャリティ団体はアフリカその他世界各国の図書館に書籍を寄贈する活動を行なっている。ルワンダへ旅立つ前、チャールズ皇太子は「妻ともども、英連邦首脳の方々にお会いすること、そして初めて訪れるルワンダを楽しみにしています」と語った。
text: Lucie Lanzon (madame.lefigaro.fr)