ヴィクトリア・ベッカムが体験した屈辱的な体験とは。

Culture 2022.07.01

ヴィクトリア・ベッカムは、1999年にイギリスでテレビ出演した時、産後どれだけ痩せたかを見るために、司会者から体重測定させられた体験をオーストラリア「ヴォーグ」誌に語った。

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2022年3月3日、パリでキャッチされたヴィクトリア・ベッカム。photography: Getty Images

2022年6月28日のウェブサイト「デイリーメール」の記事によれば、ヴィクトリア・ベッカムは、まもなく発売されるオーストラリア「ヴォーグ」誌に、1990年代後半にテレビ出演した際のトンデモ体験を語った。それは1999年5月28日のことだった。当時スパイス・ガールズのメンバーとして活躍していたヴィクトリアは、イギリスのテレビ局4TVの番組「TF1フライデー」にゲストとして登場した。数週間前に第1子のブルックリン・ベッカムを出産していた彼女に、司会のクリス・エヴァンスは、体重がどれだけ落ちたか番組の中で測らせた。

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「50kg、まずまずじゃないですか」

司会者はまずヴィクトリアの体形を話題にした。「少し前にブルックリンを産んで、その後、だいぶ体重が落ちた状態でした」とヴィクトリアは当時を振り返った。司会者は、「多くの女性が知りたいと思っているのは、以前のように素敵なあなたを見て、どうやって産後に減量したのかということです」と水を向けた。自分は怠け者でジムにも行っていないとヴィクトリアが答えても、クリス・エヴァンスは「体重は元に戻ったのですか」「確認してもいいですか」としつこく問いかけ、体重計にヴィクトリアを載せて言い放った。「50kg、まずまずじゃないですか」

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体形に注目したメディア

2000年代、メディアは散々体形について書きたてたとヴィクトリアは言う。「“ピグレット・ポッシュ(Poshは気取り屋の意味:ヴィクトリアの愛称)”とか、 “がりがりポッシュ”など、いろいろなあだ名で呼ばれました。ブルックリンを産んだ後には、頑張って痩せるべき部位を矢印で指した写真が出回りました」

デビッド・ベッカムの妻はいま、産後の自分の体形が当時、あれほど注目されたことに改めて驚いている。というのも本人はごく自然に痩せたからだ。「母も産後はそうでした。だからといって摂食障害というわけではありません」と言うと、体重計の一件をこう結論づけた。「番組の中で体重を測ったんですよ。いまなら考えられないことですよね」

text: Clémence Dubrana (madame.lefigaro.fr)

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