キム・カーダシアン、9歳の娘と鼻ピアスで登場!
Culture 2022.07.09
7月6日、モード界の「アンファン・テリブル(異端児)」と呼ばれたデザイナー、ジャンポール・ゴルチエに敬意を表したのはデザイナーのオリヴィエ・ルスタンだけではなかった。キム・カーダシアンと9歳の娘の格好が人々の注目を集めた。
ジャンポール・ゴルチエ・バイ・オリヴィエ・ルスタン2022-2023年秋冬オートクチュールコレクションにて、キム・カーダシアンと娘のノース・ウェスト。(パリ、2022年7月6日) photo : Abaca
キム・カーダシアンと娘のノース・ウェストはいまや、ファッションショーにも一緒に行くほど仲良し。オートクチュールウィークの7月6日、ジャンポール・ゴルチエ・バイ・オリヴィエ・ルスタンのショーの最前列にも、母娘は連れ立ってやってきた。「アンファン・テリブル(異端児)」と呼ばれたゴルチエのアイコニックなアイテムと、ボルドー出身のデザイナー、オリヴィエ・ルスタンのこだわりの美学が融合し、最高に華やかなショーだった。一方、客席ではキム・カーダシアンと9歳の娘が存在感を放っていた。
このショーは、今回のオートクチュールウィークで最も話題のコレクションの一つ。その最前列で、ふたりがしていたのがシルバーのノーズピアス。太いチェーンが巧みに大きなリングにつながっており、ゴルチエの1994-1995年秋冬コレクションを連想させるデザインだ。
ジャンポール・ゴルチエ・バイ・オリヴィエ・ルスタン2022-2023年秋冬オートクチュールコレクションにて、キム・カーダシアンと娘のノース・ウェスト。(パリ、2022年7月6日) photo : Abaca
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この母にしてこの娘あり
ノースウェストのパリファッションウィークデビューの場でもあった今回、母娘はプリントの模様に至るまで、リンクコーデにこだわった。どちらもストライプ地で、ジャン・ポール・ゴルチエがかつてデザインした個性的なスーツを連想させる。そしてキム・カーダシアンは、1992年にデザイナーがマドンナのためにデザインしたドレスに似た、だまし絵風のロングドレスを着ていた。ノースの方は、ゴルチエのアイコニックアイテムの一つ、ストライププリーツスカートだった。
text: Alexander Peters (madame.lefigaro.fr)