「無礼で横柄すぎる」 王室伝記作家、インタビューでのメーガン夫人に憤る。
Culture 2022.08.31
メーガン夫人が「ザ・カット」誌でおこなったロングインタビューに対し、イギリス王室の伝記作家として知られるアンジェラ・レビンは横柄な態度だとメーガン夫人を激しく非難した。
エリザベス女王の在位70年を祝うプラチナジュビリーの祝典でのメーガン夫人。(ロンドン、2022年6月3日) photo: Abaca
メーガン夫人は大西洋の向こう側に波風を立てたかったようだ。8月29日、「ザ・カット」誌最新号のカバーを飾ったメーガン夫人は、同誌による独占インタビューでカリフォルニアでの生活やこれからの仕事の企画を語りながら、イギリス王室やイギリス人、イギリスのマスコミに嫌味を言う事も忘れなかった。
メーガン夫人の強気の発言に、王室伝記作家のアンジェラ・レビンは敏感に反応した。イギリスのニュース専門テレビ局、GBニュースの取材に応じたアンジェラは、メーガン夫人がいかに思い上がり、挑発的なのかを語った。「なんて横柄な態度なの。無礼だし、なんでも手に入れたという態度を常に取りながら、なんの見返りも与えない」
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みんなを敵に回すハリー王子とメーガン夫人
「ザ・カット」誌のインタビューにハリー王子も飛び入り参加しているが、アンジェラは妻が自分の家族を批判しているのに、なにも反論しないハリー王子を情けないと言う。「ひどい家族だと彼女がハリー王子に思いこませてしまったことが悲劇だと思う」と言うと、インタビュアーの別な質問に答えてこう続けた。「二人が女王の在位70周年記念の式典の際、女王と話せたのはたったの15分間だけ。女王が多忙だったから......ふたりが訪問する意味はまったくなかった。別な機会に来ればよかったのに」
このインタビューは、メーガン夫人が自由に発言やイメージコントロールをできるようになったことを示したいだけだろう、と見るむきもある。しかしアンジェラはこれをイギリス王室に対する戦いにおける新たな一手とみなしている。「彼女は最後まで戦う。それを賞賛する人もいるだろうし、状況によってはそれでいい場合もあるけれど、家族に対してそれをすべきではないと思う」とアンジェラは語った。
text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)