エリザベス女王の国葬に、世界中の王族や政治家が集結。
Culture 2022.09.20
9月19日(月)に行われたエリザベス女王の国葬には、ジョー・バイデン夫妻からシャーロット王女、ダニエル・クレイグまで、世界中の政治指導者や王族、セレブリティが参列した。
(左から)メーガン夫人、カミラ王妃、キャサリン皇太子妃、ジョージ王子、シャーロット王女、ウェセックス王女ソフィー妃。(2022年9月19日、ロンドン)photography: Abaca
9月19日(月)、エリザベス女王の国葬が行われるウェストミンスター寺院に2000人以上が参列した。その中には、世界各国から500人以上の指導者が含まれていたことをBBCは明らかにした。ジョー・バイデン米大統領とジル夫人、ジャスティン・トルドー加首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、エマニュエル・マクロン仏大統領とブリジット夫人など各国首脳らも参列した。フランス大統領夫妻は9月18日(日)にも女王の棺を弔問している。これら政治家たちに加え、英国王室メンバーはほぼ全員出席していた。
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英国王室メンバー
国王チャールズ3世とカミラ王妃は、王室の列を先導し、棺がウェストミンスター寺院に入る中、棺の後ろを歩いた。その後ろには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、そしてジョージ王子(9歳)とシャーロット王女(7歳)が続いた。弟のルイ王子(4歳)は幼いため、欠席した。ハリー王子とメーガン夫人も行列に参加していた。アン王女、アンドルー王子、エドワード王子も礼拝に参加した。
ベアトリス王女、ユージェニー王女、ザラ・ティンダル、ピーター・フィリップス、ルイーズ・ウィンザー、セヴァーン子爵ジェームズが出席した。他にもダイアナ妃の弟のスペンサー伯爵、マイケル・オブ・ケント王子夫妻などが出席した。また、1960年に女王のもとで働き始め、ウィリアム皇太子の名付け親でもあるスーザン・ハッセイ夫人や、故女王の腹心で30年間個人秘書を務めたアンジェラ・ケリーなど、元職員がゲストとして登場する予定だ。
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ダニエル・クレイグとエルトン・ジョン
ベルギーのフィリップ国王からスペインのレティツィア王妃、日本の雅子皇后からモナコ公国アルベール2世まで、世界中の王室がウェストミンスター寺院に集まった。各界の著名人も、女王に最後の敬意を表するために訪れたのである。ダニエル・クレイグ、エルトン・ジョン卿、ヘレン・ミレン、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが館内に登場した。70年にわたる在位期間にふさわしい、壮大な別れであった。
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【写真】エリザベス女王の国葬に世界各国の要人が出席
(左から)メーガン夫人、カミラ王妃、キャサリン皇太子妃、ジョージ王子、シャーロット王女、ウェセックス伯爵夫人ソフィー妃。(2022年9月19日、ロンドン)
photography: Abaca
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ウェストミンスター寺院に到着したキャサリン皇太子妃。(2022年9月19日、ロンドン)
photography: Abaca
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シャーロット王女(2022年9月19日、ロンドン)
photography: Abaca
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ジョージ王子(2022年9月19日、ロンドン)
photography: Abaca
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi