「本物?」ジョニー・デップ、ヒゲなしで登場しファンを驚かせる!
Culture 2022.10.14
10月8日(土)にニューヨークの街で目撃された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主演俳優ジョニー・デップは、その激変した姿でファンを驚かせた。
ジェフ・ベックのライブの数分前に撮影されたジョニー・デップ。(2022年10月8日(土)、ニューヨーク)photography: Abaca
「スパロウ、あなたなの?」とネットユーザーは問いかける。先週末から、ジョニー・デップの写真がソーシャルネットワーク上で拡散されている。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ役を演じたジョニー・デップ(59歳)が、10月8日(土)にニューヨークで行われた友人ジェフ・ベックのコンサートの数分前に、すっかり変身した姿で登場したのだ。ライブに招待された俳優は、ファンに会うとサインをした。アビエーターのサングラスにベレー帽、複数のネックレスを身につけた彼は、あごひげも口ひげもなく、疲れた表情だった。
ニューヨークで行われたジェフ・ベックのコンサートの数分前に、ファンにサインをするジョニー・デップ。photography: Abaca
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「ジョニー・デップはまるでレジーヌ」
この日以降、SNS上では、アルコールとドラッグに溺れたロックシンガーになぞらえた嘲笑のコメントが相次いでいる。「ジョニー・デップはアクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズのリード・シンガー)のいとこだ、ジョニー・デップはAC/DCのリード・シンガー、ブライアン・ジョンソンの伝記映画に出ようとしている」とネットユーザーはツイッターにコメントした。また、「ジョニー・デップは、あごひげと口ひげを取ったら、まるでレジーヌ(フランスの歌手)だ」と皮肉る者もいた。
ニューヨークで行われたジェフ・ベックのコンサートの数分前のジョニー・デップ。photography: Abaca
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映画に復帰
6月1日、アメリカで終了した元妻アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判以来、ジョニー・デップは映画界にカムバックしている。最近では、マイウェン監督の次回作、王の寵愛を描いた『ジャンヌ・デュ・バリー』に起用され、現在撮影中である。撮影はあまりうまくいっていないようで、ルイ15世役のアメリカ人俳優ジョニー・デップとフランス人監督との関係はギクシャクしている。
一方、アンバー・ハードについては、映画への復帰の道が見えていないようだ。映画『アクアマン』で知られる女優は、1歳の娘、オオナー・ペイジュ・ハードとともに、数ヶ月間スペインのマジョルカ島に逃避行している。
text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi