カミラ王妃主催のクリスマスランチ、ハリー王子夫妻に批判的なコラムニストが出席。

Culture 2022.12.22

カミラ王妃が、コラムニストのピアーズ・モーガンやジェレミー・クラークソンを含む多くの人物を招き、ロンドンのグルメレストランでランチを開催した。

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カミラ王妃。(ロンドン、2022年12月13日)photography: Abaca

その日、メーガン夫人ハリー王子はクシャミをしていたに違いない。12月14日(水)、ロンドンのレストラン「ムラーノ」で、カミラ王妃がクリスマスランチに数人のVIPゲストを招いた。英国の俳優ヒュー・ボネヴィル (ダウントン・アビーで知られる俳優)、ジュディ・デンチ、さらにはマギー・スミスが出席し、『デイリー・メール』が一連のショットで明らかにした。

出席者は王室ファミリーにゆかりが深い。たとえば、映画『007』でMを演じたジュディ・デンチ(1988 年にエリザベス女王が爵位を授けている) は、10月に『タイムズ』紙の公開書簡に署名し、その中で彼女は、エリザベス女王を描いたドラマシリーズ「ザ・クラウン」に「フィクション」という言及を追加するようNetflixに依頼し、「70年間、国民に良心的に仕えてきた君主に対する敬意」を訴えた。

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バッキンガム宮殿からそれほど遠くないメイフェアのグルメレストランで、ふたりの人物が特に注目を集めた。コラムニストのピアーズ・モーガンとジェレミー・クラークソンだ。ふたりは、ハリー王子と妻のメーガン夫人に対してしばしば厳しいことで知られる。

ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の第2部の前夜、カミラ王妃が彼らをランチに招待したことは意味深い。しかし、ふたりの英国人は、Netflixの番組について言及はしなかった。

ピアーズ・モーガンは12月15日の『ザ・サン』のコラムで、「ハリー王子の家族に対する無慈悲な裏切りは、彼と二流の女優のメーガン夫人を愛されない敗者にするだろう」と述べた。また、ジェレミー・クラークソンもメーガン夫人を激しく非難した。「私は彼女が好きではありません。ある夜眠ることができず横たわって歯ぎしりをしているとこんな夢を見ました。イギリスのあらゆる街を彼女が裸でパレードし、群衆が「恥を知れ!」と排泄物を彼女に投げつけたのです」。

海峡を越えて、これらの粗雑な言葉は論争を巻き起こし、リシ・スナク首相は旅行先のラトビアから反応し、「公人の発言は大きな意味をもち、大きな影響をもたらす」と述べた。英国の報道自主規制組織 (IPSO) には、12,000 件を超える苦情が寄せられている。論争が拡大し続けた数日後、『ザ・サン』は 12月19日(月)にサイトからコラムを撤回することを決定した。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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