「カミラは"危険"で"厄介"」ハリー王子、最新インタビューで義母を批判。

Culture 2023.01.11

1月10日(火)に発売される回顧録『SPARE(スペア)』の出版を2日後に控え、ハリー王子は義母カミラ王妃との緊張した関係について語った。

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バッキンガム宮殿でのトゥルーピングザカラーでのカミラ王妃とハリー王子。(ロンドン、2015年6月13日) photography: Getty Images

ハリー王子はある人物をよく思っていない。1月10日発売予定の回顧録『SPARE(スペア)』の公式発表を2日後に控え、チャールズ3世の末っ子ハリー王子は、王室の特定のメンバー、特に義母であるカミラ王妃を批判している。1月8日(日)にイギリスのITVとアメリカのCBSで放送されたインタビューで、ハリー王子は、父親の妻との緊張した関係について語り、彼の著書のトーンを予見させた。

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「彼女は悪役になった」

真正面から名指しすることなく、チャールズ3世とダイアナ妃の結婚生活を破綻させた愛人を「もうひとりの女」と語った。ハリー王子にとって、国王チャールズ3世との不倫関係が発覚した後、当時英国メディアに近かったカミラ王妃がマスコミを操った。「母がBBCのインタビューで『私の結婚生活の第3の人物』と語り、カミラは悪役になりました。そのためには、彼女は自分の評価を正すことが急務だったのです。このように、自分を取り巻く物語を操作しようとする気持ちが、彼女を危険な存在にしていました」と、ハリー王子はジャーナリストのトム・ブラッドビー氏に語った。

その結果、彼女はタブロイド紙に何度もリークし、他の家族を差し置いて自分のイメージアップを図ったのだという。「彼女のふざけた行動が露見しないか心配だった」と、彼は続けた。

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「ママに誓う」

ウィリアム皇太子について、ハリー王子は複雑な心境を打ち明けた。「兄を信用できなかった」と説明する一方、ケンカにまで発展した激しいやり取りを振り返った。和解後、ウィリアム皇太子は「愛している、ただ幸せになってほしい。ママに誓う」と言ってくれたという。「それが僕らの秘密の暗号だったのです。本当に相手に信じてもらいたいときだけ言うのです。でも(正直)僕は兄を信じてはいなかった」。それでも弟ハリー王子は、関係の悪化を悔やんでいる。「私は父を愛し、兄を愛し、家族を愛し、そしてこれからもずっと家族を愛し続けます。この本に書いたことは、何も彼らを傷つけたりしようと思ってしたことではありません」。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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