パリのルイ・ヴィトンのショーウィンドウに、水玉を描く草間彌生ロボが出現!

Culture 2023.01.16

ルイ・ヴィトンのパリ ヴァンドーム店のショーウィンドウに、日本を代表する有名アーティストそっくりのロボットが出現した。アーティストとの新たなコラボを記念したディスプレーだ。

 

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このロボットは本当に草間彌生に瓜二つで目を奪われる。ルイ・ヴィトン パリ ヴァンドーム店のショーウィンドウに、かの有名なドット柄を描くロボットが設置されたのは1月5日。驚くほどリアルに唇を動かし、目を見開き、通行人にほほえみかけ、しかめ面をし、筆を動かす。

なかなかお目にかからないほど精巧な動きをするこのロボットは、世界の3都市で見ることができる。ニューヨークの五番街、ロンドンのハロッズ、そしてパリだ。フランスの高級ブランドとアーティストの幅広いコラボを記念したもので、コラボ製品はバッグ、香水、トレーナーなど450点以上になる。「ウォールストリート・ジャーナル」によると、草間彌生チームはルイ・ヴィトンと1年半にわたって準備を進めてきた。なお、これは2度目のコラボであり、初回は2012年だった。ブランドサイトには、「草間彌生の創造性とルイ・ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)が融合した新作コレクションは、メゾンのアイコニックなアイテムを再解釈し、草間のシグネチャーモチーフを随所に取入れています。アート、大胆さ、クラフツマンシップを讃え......」とある。

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愛、平和、宇宙

パリではヴァンドーム店のロボットの他、シャンゼリゼ本店のファサードも一新され、草間彌生の姿をした巨大彫刻でアーティストに敬意を表している。

 

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現在93歳の草間彌生は、1977年から自主的に東京の精神科病院で暮らしている。最近、英語メディアの「アート・ニュースペーパー」の取材に対し、「私は毎日絵を描いています。これからも、愛と平和と宇宙のメッセージをすべて受け入れ、生命に畏敬の念を抱きながら世界を創造していきます」と語った。

text: Louis Delafon (madame.lefigaro.fr)

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