ビル・ゲイツ、オラクル前CEOの未亡人ポーラ・ハードと堂々交際中。

英「デイリー・メール」紙によると、ビル・ゲイツは現在、ポーラ・ハードという女性とつきあっているようだ。

全豪オープンテニスの会場でのビル・ゲイツとポーラ・ハード。(メルボルン、2023年1月29日) photography: Abaca

ビル・ゲイツの心を射止めたのはどんな女性だろう。複数のメディアの報道によると、マイクロソフトの共同創業者が交際しているのはポーラ・ハードという女性。彼女の亡くなった夫マーク・ハードは、米ヒューレット・パッカードのCEOから米オラクルの共同CEOになった人物だ。「ふたりは相思相愛」と、共通の友人は英「デイリー・メール」紙に語った。「ふたりは一年以上前からつきあっていて、彼女はいつも「謎の女性」と呼ばれているけれど、親しい人たちはふたりが恋愛中だということを知っている」とのこと。別な友人も米「ピープル」誌にふたりがつきあっていることを認めた。「ビル・ゲイツとポーラ・ハードがデートしていることは周知のことだが、彼女はまだ彼の子どもに会っていない」

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テニス好き同士

ふたりが交際中であることを最初に報じたのは「デイリー・メール」紙だったが、それに先立つ今年1月の全豪オープンテニスの会場で、67歳のビル・ゲイツと60歳のポーラ・ハードが男子シングルス決勝をなかよく観戦している姿がキャッチされている。ふたりはこの旅行の際、シドニーでアンソニー・アルバネーゼ豪首相にも面会している。

全豪オープンテニス男子シングルス決勝戦でのビル・ゲイツとポーラ・ハード。(メルボルン、2023年1月29日) photography: Abaca

昨年9月にも、ロンドンのO2アリーナで開催されたテニストーナメント、レーバー・カップの会場でふたりの姿が目撃されていた。どうやらテニス好きというところから交際に至ったようだ。すでに2015年、ふたりがテニスコートでボールを打ちあっているところを写真に撮られている。しかしながら当時、ビル・ゲイツは長年の妻メリンダ・フレンチと、ポーラは彼女の夫で2人の娘キャサリンとケリーの父親であるマーク・ハードと結婚していた。

シリコンバレー出身のマーク・ハードはNCRに長年勤めたのち、ヒューレット・パッカードを経由して2010年にオラクルに入社した。2019年に亡くなった時の遺産額は推定5億ドル。以降、かつて技術系幹部社員として働いていたポーラ・ハードは「イベントプランナー」の仕事と並行して（メリンダ・フレンチ・ゲイツ同様の）慈善活動家として知られるようになる。

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私はロボットではない

今回の新しいパワーカップルの誕生に先立つこと約2年、結婚生活27年間のビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツが突然離婚を発表して皆を驚かせたのは2021年5月のことだった。ジェニファー、フィービー、ローリーの三人の子どもの親であるゲイツ夫妻は共同でツイートし、「熟慮し、ふたりの関係についておおいに努力しましたが、私たちは結婚を終わらせる決断をしました」と述べた。もっとも別れた後も、2000年に設立されたビル＆メリンダ・ゲイツ財団のために引き続き協力しあうとしている。

2021年8月に離婚が成立して以来、ビル・ゲイツは誰かとつきあっているそぶりを見せなかった。しかし先週BBCから「もう一度恋をしたいですか」と聞かれ、世界一の富豪になったこともあるビル・ゲイツは「もちろん。私はロボットではない」と答えている。