エミリア・クラークが投稿したノーメイクのセルフィーに女性差別的なコメントが相次ぐ。

Culture 2023.03.14

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン役で知られるエミリア・クラークは、最近、ノーメイクのセルフィーを投稿した後、侮蔑的なコメントの嵐にさらされた。

エミリア・クラーク（パークシティ、2023年1月20日）photography: Getty Images

エミリア・クラークは、2月22日にシンプルなセルフィーを投稿したが、まさかネットユーザーの怒りを買うことになるとは予想もしなかった。SNSの厳しい掟がそうさせたようだ。そのセルフィーでは、36歳の女優がノーメイク（まつげに少しマスカラを塗った以外は）、「You're doing great（あなたはよくやっている）」と書かれたマグカップを掲げて、アップで写っている。

「ママがマグカップを買ってくれた。この新しく見つけた知恵（マグに書かれたメッセージ）をシェアしたいと思ったの。実行したいな」と2730万人のフォロワーに向けてコメントした。一見平凡な投稿は、悪意のあるネットユーザーの注目を集め、彼らはすぐに、主にエミリアの外見と年齢に関連した軽蔑的なコメントを投稿した。

『デイリー・ミラー』によれば、「ドラゴンの母、あなたに何が起こったの？」「髪はどうしたの？私よりひどいわ」、「大きな額、50歳に見える」、「デナーリス・ターガリエンは壁にぶつかっただけでなく、ドラゴンに乗ったスピードでぶつかった」、などのコメントが寄せられたという。

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多数の支持

幸いなことに、エミリア・クラークには多くのファンからの支持が寄せられた。エミリア・クラークの投稿内容に拍手を送り、彼女の信頼性を賞賛する声がほとんどだった。「彼女はハリウッドで最も美しい女性」と、彼女のファンのひとりは述べた。また、「オーマイゴッド！彼女は完璧」、「美しい、年齢を否定せず、いまどきの女優たちとは違う」とコメントする人もいた。

美容整形は論外

2021年3月、英国版雑誌「ELLE」で、エミリア・クラークは、年をとることは自分にとって問題ではないと語っている。「34歳の私は、より賢く、よりスマートで、より多くの経験を重ね、すべてをこなし、それを誇りに思う。その年齢だからこそできることがある。時間があればこそ、こうしたことができる。だから、もし私の顔が、この地球上で過ごした時間を反映することになるのなら、私はそれに応えたい」。

エミリアは、美容整形はもちろんのこと、美容医療に屈する気はさらさらないと付け加えた。「以前、あるフェイシャリストに美容注射が必要だと言われたことがあるの。私は彼女に『出て行って』と伝えたわ。彼女は『そうすれば、あなたの顔を取り戻せます』とはっきり述べた。当時、私は28歳だった」と彼女は当時を振り返る。エミリアにとって美容整形は論外なのだ。

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