アシュリー・グラハム、アカデミー賞の夜にシースルードレスを纏う。
Culture 2023.03.16
3月12日(日)に開催された第95回アカデミー賞で、アメリカ人モデルのアシュリー・グラハムはふたつのトレンディな衣装を着用した。
第95回アカデミー賞授賞式後のアフターパーティで、赤いシースルー素材の衣装で登場したアシュリー・グラハム。(ビバリーヒルズ、2023年3月12日)photography: Getty Images
アシュリー・グラハムは、3月12日にロサンゼルスで開催されたアカデミー賞授賞式で、人気のシースルー素材の衣装2点を披露した。アカデミー賞授賞式では、まず、カットアウトとドラマチックな袖が特徴の黒のアンサンブルドレスで登場。その後、派手なレッドドレスに姿を変え、黒のランジェリーをチラ見せした。
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アシュリー・グラハムは授賞式前のレッドカーペットに登場し、米ABCチャンネル向けに様々なゲストに話しかける役割がミッションだった。アシュリーは、最新映画での役柄や授賞式、舞台裏について尋ねた。ヒュー・グラントのように、投げかける質問に冷たい反応を示す俳優とのやりとりは、ちょっと苦い経験となった。
アシュリー・グラハム、第95回アカデミー賞授賞式後のアフターパーティでの衣装。(ビバリーヒルズ、2023年3月12日)photography: Getty Images
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セルフアファメーション
多くのセレブリティと同様、アシュリー・グラハムもフェミニズムの主張を意図したトレンドを取り入れている。シースルーのベールを纏い、裸やランジェリー姿で過ごすのは、他人から見た欲望の対象になるためではなく、自分自身を肯定するものとして身体を主張するためである。そこには、細い体のほうが採用されやすいという社会的重圧や圧迫感をはねのけたいという思いも込められている。モデルとして成功したアシュリーが背中を押してくれているのだ。
text: Sarah Renard (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi