ジョニー・デップが「自分らしくいられる」と語る、イギリスの田舎での新生活。

Culture 2023.03.29

アンバー・ハードとの訴訟の判決から9ヶ月、俳優ジョニー・デップは南イングランドの邸宅で幸せに暮らしていることを、英雑誌「サマセット・ライフ」4月号で打ち明けた。

アンバー・ハードとの裁判の判決発表から9ヶ月後、ジョニー・デップは雑誌「サマセット・ライフ」4月号で新生活について打ち明けた。ジョニー・デップは、イギリスの田舎、サマセットにあるベッドルームが12部屋もある邸宅に暮らしている。1300万ポンド(約21億765万円)のこの物件を、彼はこのインタビューで絶賛している。「私は個性的な場所が好きです。色々な場所に色々な家を所有していますが、どれも私にとって特別な意味を持つものです」」と彼は説明する。

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「イギリス人はクール」

ジョニー・デップはさらに、なぜこのような遠隔地に住むことを楽しんでいるのかを説明した。「私は自ら歩き、色々なものを見たり、人に会ったりするのが好きですが、世間から思われているような外向的な人間ではありません。本当は、かなりシャイな人間です」。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2003年)の主人公を演じたジョニー・デップは、ハリウッドから1600キロ以上離れた場所に暮らすことを、より高く評価している。「それが、イギリス、特にサマセットの素晴らしいところ。自分らしくいられる、それが心地よいのです」。

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また、ジョニー・デップは、イギリス人の気質を賞賛した。「イギリス人はクールで、やり過ぎない程度、まるで隣人のように歓迎してくれます」と述べている。しかし、勘違いしてはいけないのは、ジョニー・デップはサインのひとつやふたつを嫌がるわけではない、ということ。「サインやおしゃべりを求められるのは構いません。しかし、家族とプライベートな時間を過ごしているときは話は別です。ここサマセットでは、自撮りしたい人に囲まれることなく、お店に入ることができます。それはそれで構わないですし、ある程度は仕方ないですが、人が多く集まりすぎることもありますから」と語った。

ちなみに、(フランスの)プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール、ヴァール県にも不動産を所有するジョニー・デップは、フランス人のことをどう思っているのかは気を使ってか口に出さなかった。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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