チャールズ国王の戴冠式、ジョージ王子の役割とは?

Culture 2023.04.06

バッキンガム宮殿は火曜日、ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃の長男が、5月6日にロンドンで行われる祖父の戴冠式当日に付添人を務めることを発表した。

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ジョージ王子と両親のウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃、ユーロ2020の試合での様子。(ロンドン、2021年6月29日) photography: Getty Images

5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で、2千人以上の選ばれたゲストと数百万人のテレビ視聴者の前で、チャールズ国王の戴冠式が行われる。当然ながら、ジョージ王子は特別な役割を果たすことになる。ジョージ王子は、戴冠式で主役を務める最も若い将来の英国王だ。

バッキンガム宮殿は4月4日(火)、(ついに)明らかにした。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の長男は9歳にして、国王の付添人4人のひとりとなる。彼の使命は、ウェストミンスター寺院の身廊を祖父に付き添うことだ。チャールズ国王とカミラ王妃は、重いコートと長いトレーンを身につけ、それを持ち運ぶ。

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付き添いを務める

幸いなことに、ジョージ王子は、バッキンガム宮殿が公式に発表している他3人の助けを借り、付添人を務める。チャールズ国王の侍従長に任命されているのは、元大室長デヴィッド・チョルモンドリー卿(第7代チョルモンドリー侯爵)とローズ・ハンブリーの息子であるオリバー・チョルモンドリー卿(13歳)、1990年から2000年までケント公爵夫人の侍従だったウィルトシャー州のサラ・トロートンの孫、ニコラス・バークレー(13歳)、そしてチャールズ皇太子の名付け子エドワード・トレマシェの息子であるラルフ・トレマシェ(12歳)。そして、カミラ王妃の付き添いには、娘ローラ・ロペスの13歳の双子である孫のガスとルイ・ロペス、息子トム・パーカー・ボウルズの息子である孫のフレディ・パーカー・ボウルズ(12歳)、アーサー・エリオット(11歳)の4人が招待される予定だ。

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カミラ王妃、「クイーン(女王)」になる

この発表は、数週間前に、カミラ王妃が5月6日にチャールズ国王と戴冠した後、「クイーン・コンソート」ではなく「クイーン」と呼ばれるようになることが明らかになったことによる。伝統的に、「クイーン・コンソート」の称号は、王の妻に与えられるもの。「クイーン(女王)」という称号は、父である国王ジョージ6世の死去後に戴冠した故エリザベス女王のように、血筋によって君主の地位を受け継いだ女性にのみ与えられるものである。

「クイーン」と「クイーンコンソート」という称号は異なるが、チャールズ国王の妻カミラ王妃は、故エリザベス女王の母、国王ジョージ6世の妻と同様、簡略化のために国王在位中は「カミラ女王」と呼ぶべきだろう。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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