「仲間の魔女たちに感謝」エマ・ワトソン、33歳に!
Culture 2023.04.19
4月15日に33歳の誕生日を迎えたエマ・ワトソンが、30代になってからの自分をインスタグラムでふりかえった。
ブリティッシュヴォーグ&ティファニー主催英国アカデミー賞アフターパーティーにて。(ロンドン、2022年3月13日)photography: Getty Images
ハリー・ポッターシリーズに抜擢され、2001年の第1作公開と同時に11歳でスターになってから、エマ・ワトソンは長い道のりを歩んできた。4月15日に33歳の誕生日を迎え、翌4月16日にインスタグラムで過去のポートレート写真を連続投稿した。写真のひとつには、30代になってから公私で取り組んだことや感動したことを列挙した文章が添えられていた。
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セラピーに頼る
文章では「こちらは33歳」の書き出しに続いて自分が取り組んだことのリストが続く。そのひとつが心のケアを受けたことだ。「セラピーをたくさん受けたよ(いいね、セラピー!)」とある。
実際、誕生日前はしばらく辛い日々を過ごしたようだ。文章でも「本当に悲しくて、本当にいろいろ腹が立った」と書いている。とりわけ祖父と祖母を亡くしたことに加え、「コロナの間、ぬくぬく過ごした家」から出ることが難しかったようだ。
エマ・ワトソンがセラピーを受けていることは周知の事実だ。男女平等と女性の地位向上を目指す国連ウィメン(UN Women)の親善大使になって以来、政治にも関心が高いエマは、心理カウンセラーとのセッションの効用をくりかえし公言している。「愛について、女性であることについて、たくさん学んだ」そうだ。
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人並外れた体験
エマはセラピーの他、はじめて挑戦したことを挙げている。サーフィン、乗馬、料理、旅行、犬を飼いはじめたこと......これらはどれも、ごく普通の若い女性でもやりそうなことだが、これ以外に仕事の上でもプライベートでも、人並外れた体験をしている。「女性のためのグローバル投資ファンドを設立した。(アメリカのプロボクシング界のレジェンドの)シュガー・レイ・レナードと一緒にピックルボールをした。初めてCM監督をした」などだ。
さらにやや皮肉まじりに「緑のものを食べられるようになったよ!」とプチ自慢し、「ゴルフもやってみて、女友達全員に習わせようと頑張ってみた。自炊しようとしたら両親指の爪を切り落としちゃった。何ヶ月も片手しか使えなかった」と失敗談も語る。
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ひとつの村が必要だ
最後に、日々自分を支えてくれる周囲の人たちに感謝の言葉を述べている。とりわけ自分の周囲の女性たちを「仲間の魔女たち」と親しみをこめて呼び、「いまいる場所に到達するのにとても重要な役割を果たしてくれた」と賛辞を惜しまない。そして(子どもひとり育てるには)「ひとつの村が必要だ。そうじゃないなんて誰にも言わせない」と有名なことわざにひっかけた文で投稿を締めくくった。
text: Louise Servans (madame.lefigaro.fr)