オランダのマキシマ王妃、大胆な穴あきトレンチコートで自国をアピール。
Culture 2023.05.01
先月ミラノで開催されたデザインウィークで、マキシマ王妃は、大きなハトメが施されたオーバーコートを着て存在感を放っていた。
オランダのマキシマ王妃がデザインウィークでミラノを訪問。(イタリア、2023年4月18日) photography: Ap/Aflo
4月18日、オランダのマキシマ王妃がミラノの街角に姿を見せた。4月18日から23日までロンバルディア州の首都で開催されたデザインウィークに招待された51歳の王妃は、オランダの出展者をアピールするために訪れたのだ。
彼女の訪問は、服装に至るまでクリエイティブなものだった。マキシマ王妃は、自国のデザインをアピールするためコーディネートにも工夫を凝らした。色鮮やかなスカイブルーの服の上に羽織ったのは、大きな金属製のハトメが付いたフルパンチのトレンチコート。アムステルダムを拠点とするデザイナー、クラエス・イーヴァスンによる大胆な一着だ。カルティエのサングラスやべガム カーンのクラッチバッグ、これらはコートにあしらわれたハトメにとてもマッチしている。
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魅力的な姿
オランダのマキシマ王妃がこのデザイナーに信頼を置くのは、今回が初めてではない。セレブリティや雑誌のスタイリスト、さらにはドラァグ・クイーンにも人気のある特徴的な衣装で知られるクラエス・イーヴァスンは、以前にも王妃に服を提供している。王妃は、特徴的なラインやカラフルなアイテムを好み、公の場でも積極的に取り入れている。
4月11日、マクロン夫妻がアムステルダムを訪問した際、頭からつま先まで黄色のシルエットで登場し、まるでアヒルのようだったが、まさに彼女の好みを物語っている。また、翌日のリッセのチューリップ畑では、オレンジのスーツにチェックのオーバーコートを羽織っていた。ちなみに、この訪問の際、ブリジット・マクロンは、ルイ・ヴィトンのトレンチコートを着用していた。
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text: Mitia Bernetel (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi