ウィリアム皇太子一家、ボランティア活動に。
Culture 2023.05.09
チャールズ3世の戴冠式の最終日は、「ザ・ビッグ・ヘルプ・アウト」と呼ばれるボランティアイベントが行われた。5月8日(月)、ウィリアム皇太子夫妻はスカウトキャンプ場の改修を手伝うために現地を訪れた。
戴冠式の3日目、そして最終日のキーワードは「和気あいあい」と「助け合い」だった。「ザ・ビッグ・ヘルプ・アウト」と名付けられた5月8日(月)は、例年通り、ボランティア活動の善行に捧げられた。キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子、そして3人の子どもたち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)は、バークシャー州スラウにあるスカウトキャンプ場を改装するために現地を訪れた。プログラムには、アーチェリー、塗装、トラクターの運転、マシュマロ、DIYなどが含まれていた。
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塗装やDIY
2色のスカーフを首に巻いたウィリアム皇太子一家の子どもたちは、それぞれキャンプメンバーの手伝いをすることに熱心だった。ルイ王子は、父親の膝の上に座って、砂を詰めた手押し車を運び、掘削機を運転する姿も見られた。ジョージ王子はアーチェリーの腕前を披露し、シャーロット王女も木製家具の塗装を手伝った。
作業が終わると、皇太子夫妻はマシュマロを焼いて楽しみ、子どもたちと一緒に集合写真を撮った。「アーチェリーがとても上手で、本当に楽しそうでした」と、その場にいた人のひとりが『デイリー・メール』紙にコメントした。
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初の公務
キャサリン皇太子妃は、幼少期にスカウト経験があり、慣れていたが、ルイ王子にとってはこの公式行事が初めての公務となった。ルイ王子はこれまでにも何度か王室行事に同行しており、土曜日にはチャールズ3世の戴冠式にウェストミンスター寺院で出席していたが、これまで本格的な公務への取り組みはなかった。今回は、初の公務を果たしたのである。
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text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi