カンヌに突如現れた「世界で最もセクシーな女性」とは？

5月22日、映画『クラブ・ゼロ』の上映会に参加したアメリカ人モデル、アシュリー・グラハムは、ドルチェ＆ガッバーナの威厳あるドレスとショパールのジュエリーを身に纏い、レッドカーペットで見事なスタイルを披露した。

ドルチェ&ガッバーナのドレスを纏ってレッドカーペットに現れたアシュリー・グラハム。ジュエリーはショパール。（カンヌ、2023年5月22日）photography: Vianney Le Caer/Invision/AP/Aflo

クロワゼットに突然、世界で最もセクシーな女性が姿を現した。5月22日、カンヌ映画祭で行われたジェシカ・ハウスナー監督の『クラブ・ゼロ』上映会に続くレッドカーペットに、アシュリー・グラハムが飛び込んできた。雑誌「マキシム」で「世界で最も魅力的な女性」に選ばれた35歳の女性は、ドルチェ＆ガッバーナのラヴェンダーグレーのたっぷりとしたタフタドレスを纏い、ショパールの美しいジュエリーを身につけ、自信に満ちた表情でレッドカーペットを歩いた。

豊満なボディを持つアシュリー・グラハムは、然るべき瞬間にカンヌに登場したと言える。この日上映されたジェシカ・ハウスナー監督による『クラブ・ゼロ』は、食事制限を推奨する全寮制のエリート校を描くスリラー映画。ボディポジティブ・ムーブメントの旗手であるアシュリー・グラハムは、常にありのままの自分を受け入れようと呼びかる。そして数年前にアメリカの司会者ジェームズ・コーデンのテレビ番組で行ったように、ダイエットを批判することを怠らない。

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コートダジュールの水の中の魚のように。

映画祭は政治的な空間——アシュリー・グラハムはそのことを理解している。常連ではないものの、この祭典に参加する彼女は自信に満ち溢れている。

この前日には、プラダのシースルーのフィッシュネットミニドレスを着てホテルの廊下を歩く写真を自身のインスタグラムに投稿し、“Je suis arrivée（到着した）”と、フランス語のキャプションを添えた。そして翌日の夜、アシュリー・グラハムはカンヌの大階段で、自らの役割を見事に果たした。

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カンヌのレッドカーペットに、たっぷりしたタフタドレスで登場したアシュリー・グラハム。

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カンヌ・レッドカーペットに登場する前日には、プラダのシースルーのフィッシュネットミニドレスを着てホテルの廊下を歩く姿を投稿していた。