バイエルンの王子の結婚式、宣誓中に花嫁が失神?

Culture 2023.05.25

バイエルン州のルートヴィヒ王子は、5月20日にソフィー・イヴキンクと結婚した。王室記者のクリスティーヌ・クインズは、結婚式中、ソフィー・イヴキンクが気を失ったことを明らかにした。

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バイエルン州のルートヴィヒ王子と結婚したソフィー・イヴキンク。(ミュンヘン、2023年5月20日)photography: Abaca

人生で最も幸せな日になるはずの結婚式が、予定通りには進まなかった。ドイツ人記者クリスティーヌ・クインズによると、ソフィー・イヴキンクは、5月20日にミュンヘンのテアティナー教会で行われたバイエルンのルートヴィヒ王子(ベアトリクス王女とルイトポルト王子の息子)との結婚式中に失神したという。34歳のソフィー妃は、結婚の誓いを立てている間、気を失ったとされている。しかし、ソフィー妃はこの出来事からすぐに立ち直った。「今朝、ソフィー妃が結婚式中に失神したことを報道官が認めました。ソフィー妃は水を飲んで元気を取り戻し、結婚式が再開されたそうです」と、ジャーナリストは自身のTwitterアカウントに書き込んだ。

 

 

その後、記者はドイツの日刊紙『ビルド』のコラムで報道担当者の言葉を引用している。「花嫁は後方に倒れ、王子が受け止めました。侍女が駆け寄り、救急隊員が水を持ってきました。するとソフィー妃はすぐに元気を取り戻した」。リーム・アクラによるドレスとウクライナのブランドWONÁ Concept(ウォーナ・コンセプト)のヴェールに身を包んだソフィー妃は、その後、何事もなく結婚式を進めた、と雑誌「ピープル」が明らかにした。

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「ルードヴィヒ王子は正しい選択をした」

オックスフォード大学の法学生であり、ロイヤルファミリーとなったソフィー妃は、バイエルン王国の最後の君主であるルートヴィヒ3世の曾孫にあたるルートヴィヒ王子と人生をともにすることになった。ルートヴィヒ王子の両親も喜んでいる。ルートヴィヒ王子の父であるルイトポルト王子は、2022年8月のふたりの婚約を喜び、『ビルド』のインタビューに次のように答えている。

「ルドウィグは正しい選択をしました。未来の妻は、とても知的で教養のある女性です。早く家庭を築いてほしいものです。ルートヴィヒが再びバイエルンに暮らしていることは本当に素晴らしいことです」。カナダとオランダの血を引くソフィー妃は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で政治と東欧研究の学位を取得し、オックスフォード大学で科学の修士号も取得している。現在、紛争に関連した性的暴力の被害者のための司法に関する博士号を取得中である。

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ソフィー=アレクサンドラ・イヴキンクは、バイエルン州のルートヴィヒ王子との結婚式のため、ミュンヘンのテアティナー教会に到着した。バイエルンのサファイアフローラルティアラ、リーム・アクラによるドレス、WONÁ Conceptのベールを身に着けている。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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