「物を投げたら、殺してやる!」アデル、観客に(強烈な)注意勧告。
Culture 2023.07.11
イギリス人歌手のアデルは、ラスベガスでの公演中、観客に向かってステージに物を投げないよう要求し、その後、自らTシャツを観客に向かって投げた。
Adele @Adele talks about fans throwing phones & things on stage at other artists shows
— Adelettes (@Adelettes2) July 2, 2023
"Have you noticed how people are like forgetting fucking show etiquette at the moment throwing shit on stage ? I fucking dare you.... these people have lost it ”
©️Ig: mikesnedegar pic.twitter.com/9G6pPyFT7M
Twitter @Adelettes2
アデルは、7月1日に行われたラスベガスの「Weekends with Adele(ウィークエンズ・ウィズ・アデル)」で発言した。アデルは観客に向かって、「最近、ショーのエチケットを忘れて、ステージにゴミを投げ入れる人がいることに気づきましたか? (皆さんは)見たことがありませんか? 挑戦したいなら何か私に投げつけてみて。殺してやるわ」とジョークを飛ばしたと、ソーシャルメディアでシェアされた映像によって報じられている。これはジョークの中に隠された苦言である。
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アデルは、最近起こった一連の出来事を指している。アーティストたちに向かって物が投げられ、直撃しているのだ。たとえば、歌手のビービー・レクサは6月にニューヨークでファンの携帯電話が頭に当たった。
また、アヴァ・マックスとピンクも同様の虐待を受けた。エイバ・マックスは顔に平手打ちを受け、ピンクは故人の遺灰や箱に入ったままのブリー・ド・モー(チーズ)がステージに投げ入れられた。
その後、アデルは大砲を使って観客にTシャツを投げた。アデルは、「観客はアーティストに物を投げるのをやめるべきだけれど、私は観客に物を投げることができる」と話し、笑い声を上げた。ザ・コロシアムで行われる「Weekends with Adele」コンサートシリーズは、11月4日まで開催されている。
text: Louis Delafon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi