真珠養殖成功130周年、ミキモトのスペシャルサイト。
Culture 2023.07.31
日本を代表するジュエラー、ミキモト。1893年、創業者の御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖を成功させて以来、美しい海を守りながら自然との共生を大切にしてきた。その思いは現代にも受け継がれ、養殖工程におけるすべての排出物を有効活用する「ゼロエミッション型真珠養殖」など、環境に配慮したさまざまな取り組みを行なっている。
特設サイト内に出現する大海原に、あなたのメッセージを送ってみては?
現在、真珠養殖成功130周年の記念プロジェクトの第3弾として公開されているのが「FISH LETTER」だ。同サイトにメッセージを打ち込むと、文字や記号が40匹以上の海洋生物の形となってインタラクティブな海の世界へと泳ぎ出す。メッセージは特定の誰かに直接送ったり、一般公開を選択して海へ放つことも可能だ。
このFISH LETTERには、消費者庁のエシカルライフスタイルSDGsアンバサダーを務めるファッションモデルの冨永愛さんと、昨年のスペシャルコンテンツ「My Pearls, My Style 」に登場した俳優の桜田通さんも参加。「ウミヘ、アナタノイノチガ エイエンデアリマスヨウニ、コレカラワミンナデシッカリ、アナタヲマモリマス!」といった冨永さんのメッセージが、イルカの形となって海を泳ぎ回る画像を見ることで、母なる海への畏敬の念を共有することができる。
冨永愛さんが投稿したメッセージがイルカとなって、サイトの海を泳ぎ回る。
SDGsの取り組みを積極的に行っている冨永愛さん。
ファンに向けてメッセージを発信したのは桜田通さん。個性的なフォルムは、リュウグウノツカイをかたどったもの。
桜田通さんは、昨年ミキモトのスペシャルコンテンツに登場した際、養殖場を訪れた。
このデジタルアートを世界に向けて発信したミキモトは、さらに海洋環境の保護・保全に貢献するため、海洋研究に対する6,000万円の追加助成も決定。SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」実現を目指す同社の取り組みに触れながら、私たちも地球の未来を見据えたい。
fishletter.mikimoto.com