「私はただ老けただけ」シャーリーズ・セロン、整形疑惑に反論。

Culture 2023.08.30

映画『アトミック・ブロンド』で知られる女優シャーリーズ・セロンが金曜日、雑誌「Allure」とのインタビューで、彼女の顔の変化について世間やメディアから寄せられたコメントについて語った。

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2023年5月12日、映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のプレミアでのシャーリーズ・セロン。photography: Mondadori Portfolio / Mondadori Portfolio via Getty Images

年齢や加齢、美容整形にまつわるタブーがより世の中で受け入れられつつあるように見えても、女優は社会のプレッシャーや世間の指摘から逃れることはできない。シャーリーズ・セロンの最新インタビューが、それを証明している。金曜日に公開されたそのインタビューでは、彼女は率直な意見を述べた。48歳の女優は雑誌「Allure」で、「人々は自分がリフトアップ手術を受けたと信じている」と説明している。「『シャーリーズ・セロンは顔に何をしたの?』って。『バカね、ただ年をとっただけよ!』と言いたいわ。美容整形をしたのではなく、ただ老けただけのなの」。

いずれにせよ、女優であり、ディオールのミューズでもあるシャーリーズ・セロンは、この自然な進化を喜んで受け入れているようだ。「私の顔は変化しているし、変化して年をとるという事実が好きなの」。そしてシャーリーズ・セロンは、「『男性は高級ワインのように、女性は切り花のように年をとる』というハリウッドの決まり文句が嫌い」と付け加えた。「私はその概念を軽蔑しているし、それと戦いたい。女性だって自分に合った歳の取り方をしたいのよ。私たち皆が歩んでいる人生という旅について、もう少し共感する必要があると思うわ」。

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「40歳を過ぎているんだから、無理しないで」

南アフリカ出身の女優シャーリーズ・セロンは、役作りのために体重を増やしたり、減らしたりすることについても語った。「もう二度と、映画を撮るために『20キロ増やそう』と思うことはありません。体重を戻すのが難しいのでもう二度としません。27歳のとき、『モンスター』(パティ・ジェンキンス監督、2004年)を撮りました。短期間に10キロ減量しなければならず、3食抜いて元の体重に戻したんです。その後、『タリーと私の秘密の時間』(ジェイソン・ライトマン監督、2018年)に臨む際にも減量しました。1年間減量を試みましたが、医者に電話して「この体重が減らないから死ぬと思う」と言ったことを覚えています。彼は「あなたは40歳を過ぎている。無理しないで。代謝が以前とは違うんだから」と言われました。耳の痛い話でした」。キャリアのためとはいえ、体重を繰り返し変動することは控えたほうがいいことを理解するきっかけとなったようだ。

text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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