復活したマドンナ、リスボンのレストランで65歳の誕生日を祝う!

Culture 2023.08.31

歌手のマドンナは8月16日、リスボンのレストランで友人や家族に囲まれて65歳の誕生日を祝った。

 

Instagram @madonna

「深刻な細菌感染症」で倒れてからわずか2ヶ月後の8月16日の晩、マドンナはポルトガルの首都リスボンにいた。レストランで友人や家族に囲まれ、65歳の誕生日を楽しそうに祝うマドンナはすっかり回復した様子だった。彼女の振付師マーヴィン・ゴフィンが撮影した動画で彼女はキラキラしたサングラスをかけてテーブルの真ん中に座り、誕生ケーキを前にしている。

彼女がロウソクの火を吹き消すのをみんなが辛抱強く待つ間、本人は願掛けでもしたのか、しばらく沈黙が続いた。しかしすぐに「私、目覚めるのかしらね」と言うと間髪入れず「冗談よ!」と続け、周囲から笑いがもれた。「生きているって素晴らしい!」と心から言う歌手にみんなから温かい拍手が送られた。

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療養中のメッセージ

今年6月24日、マドンナは集中治療室に搬送され、ファンを心配させた。入院に伴い、7月から12月まで北米とヨーロッパで開催予定の「ザ・セレブレーション・ツアー」のリハーサルも中断せざるを得なかった。健康状態に関してはこれまでインスタグラムで簡単なメッセージしか公表してこなかったが、どうやらいまではすっかり回復したようだ。

しかし今回の入院をきっかけにマドンナも少しは自分の体調に気を使うようになっただろうか。2021年の「V MAGAZINE(ブイマガジン)」誌のインタビューでは痛みや疲労を気にしないと語っている。「本当のことを言うと、自分の年齢すら考えない」と言うと、こう続けた。「(前回の)ツアーのあいだはとても苦しかった。右の大腿部の軟骨がすり減ってしまって、誰もから言われつづけた。“もう止めるべきだ”って」

だがそんな忠告など聞く耳を持たず、いつも通りのスケジュールをこなしつづけた。「“やめないわ”と言った(中略)けれどコロナ禍が起こり、パリに足止めされた。あと10日間のコンサート日程が残っていたのに。痛みは気にならなかった」

text: Louise Lucas (madame.lefigaro.fr)

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