アレクサンドラ・グラント、珍しくキアヌ・リーブスとの恋愛関係を語る。

Culture 2023.09.26

50歳のビジュアルアーティスト、アレクサンドラ・グラントは、9月22日に開催されたビバリー・アーツ・アイコン賞にひとりで出席した。この日、彼女はキアヌ・リーブスとの関係について珍しく口を開いた。

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MOCAガラ2023でのアレクサンドラ・グラントとキアヌ・リーブス。(ロサンゼルス、2023年4月15日)photography: Getty Images

アレクサンドラ・グラントは、キアヌ・リーブスとの関係についてほとんど口を開かない。私生活について非常に慎重なふたりは、レッドカーペットに登場することはあっても、クロスインタビューは避けている。しかし、9月22日、ビバリー・アーツ・アイコン賞の授賞式で、50歳のビジュアルアーティストであり、同賞の受賞者であるアレクサンドラ・グラントは、雑誌「People(ピープル)」のパートナーに関する親密な質問に答え、皆を驚かせた。

単独でイベントに参加し、キアヌ・リーブスとの関係について尋ねられた際、アレクサンドラ・グラントは次のように答えた。「大人になってから恋に落ちることの良い点は、関係が始まる時点で既に自分自身のキャリアを築いていることです。だから、私はレッドカーペットで非常に自信を持っています。ひとりでいることに誇りを持っています」。“インターネット・ボーイフレンド(ネット上の彼氏)”というニックネームを持つパートナー、キアヌ・リーブスと腕を組みレッドカーペットを歩くことが多いアレクサンドラ・グラントからの非常に適切な回答である。

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「彼はすごくインスピレーションを与えてくれる存在」

アレクサンドラ・グラントとキアヌ・リーブスは、当初は共同制作者として、後に友人として関係を築き、2019年に正式に交際をスタートさせた。ふたりの親密な関係は、50歳の彼女が創作活動で閉塞感を感じていた時期に生まれたと彼女は説明した。

「自分の人生にフラストレーションを感じていました。人生に挫折感があったのです。時折、私は交通渋滞に巻き込まれたマセラティのように感じていました。つまり、大きなエンジンを持っているのに、さまざまな理由でそれを活用できないのです。多くの人が人生の中で、エンジンをかけられないもどかしさを感じていると思います」と雑誌「People」にアレクサンドラ・グラントは語り、次のように続けた。「キアヌと私の関係で好きなのは、お互いに新しい道を一緒に切り拓くように励まし合っている点です。相手が問題解決する姿を見ることは、刺激的で、例えば『ああ、そうね、これは行き止まりだわ。どうすればほかの方法ができる?』といった風に。彼は私にとって、すごくクリエイティブで、心優しくて、インスピレーションを与えてくれる存在です」。

アレクサンドラ・グラントは、キアヌ・リーブスと交際して以降、変貌を遂げた自身のアートについても語った。彼女は「交際以来、私のアートは確かに変わりました」と述べた。そして、「数年前、非常に優れた人物が私のスタジオを訪れた際、『あなたの作品がより幸せになったのがわかります』と言われました。それは本当です。私たちは皆人間です。私たちは動物です。私たちは自己表現をし、幸せを感じると仕事もより幸せになります」と語った。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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