ブルース・ウィリス、自身の病状を認識できないほど認知症が悪化。

Culture 2023.09.27

月曜日、モデルのエマ・ヘミングがアメリカNBCの朝のニュース番組「TODAY(トゥデイ)」で、夫で俳優のブルース・ウィリスの健康状態の悪化について語った。

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エマ・ヘミングと夫で俳優のブルース・ウィリス。(上海、2019年11月4日)photography: Getty Images

ブルース・ウィリスが前頭側頭型認知症と失語症と診断されて以来、妻のエマ・ヘミングは、この病気によってひっくり返された日常生活を定期的にInstagramに記録してきた。9月24日(月)、45歳のモデルはアメリカNBCの朝のニュース番組「TODAY(トゥデイ)」で再び近況を打ち明けた。

動揺したエマ・ヘミングはハリウッドスターのブルース・ウィリスが自分の病気に気づいているのかどうかを知るのは難しいと認めた。夫が徐々に衰弱していくのを見る“悲しみ”について語り、彼女はふたりの娘、メイベル(11歳)とエヴリン(8歳)が父親の世話をするという「悲しみの中で美しいこと」について言及した。

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認知症は生きづらい

「私が学んだことは、認知症は生きづらいということです。これは診断された人にとっても難しいことです。そして、家族にとっても難しいことです」とエマ・ヘミングは述べた。

 

独占インタビュー:世界前頭側頭型認知症・啓発週間を記念して、ブルース・ウィリスの妻エマ・ヘミング・ウィリスは、夫の診断以来、初めてジャーナリストのホダ・コット(@hodakotb)に対して彼の状況について語った。エマはブルースの診断を受けたことについて、「祝福であり、呪いでもあった」と述べた。

ブルース・ウィリスの病気を子どもたちにどのように説明したか尋ねられた際、エマ・ヘミングは次のように答えた。「私たちはとても正直でオープンな家族です。したがって、娘たちにそのことを伝えることは重要でした。父親の病気やその他の認知症に対する偏見や恥ずかしさがあってはいけないと思ったからです」。

2月、ブルース・ウィリスの家族は、彼が言語、行動、計画能力に影響を及ぼす難病である前頭側頭型認知症と診断されたことを発表した。この神経変性疾患はアルツハイマー病に関連しており、現在のところ治療法が確立されておらず、症状は月を追うごとに悪化すると予想されている。映画『ダイ・ハード』シリーズで知られる俳優ブルース・ウィリスが失語症と闘っていると家族が2022年3月に発表してから1年も経たないうちに、この診断が下された。認知能力に影響が及び、彼は俳優としてのキャリアから退くことを余儀なくされた。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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