アン・ハサウェイ、17年越しにメリル・ストリープとツーショットを撮影。
Culture 2023.10.11
メリル・ストリープとアン・ハサウェイが再会する機会を得た。17年前に公開された映画『プラダを着た悪魔』での衝撃的なコンビを彷彿とさせる。
meryl streep & anne hathaway
— véro // (@vlovesemma) September 29, 2023
2006 // 2023 pic.twitter.com/DmhakOsbgC
メリル・ストリープ&アン・ハサウェイ 2006年//2023年。 X@vlovesemma
たった一枚の写真が、何千もの思い出を蘇らせたり、特別な瞬間を思い出させたりする。9月28日(木)、ジョージ・クルーニーと妻のアマル・クルーニーが主催するアルビー賞2023授賞式がニューヨークで開催された。ニューヨーク国立図書館の中で、アン・ハサウェイとメリル・ストリープは相変わらず仲睦まじい様子を見せた。ふたりは2006年の映画『プラダを着た悪魔』で一世を風靡し、今尚、特別な印象を与える。
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ファッションの再会
その夜、アン・ハサウェイは体のラインを強調するメタリックグリーンとシルバーのスリップドレスを着用した。このファッションアイテムは、数週間前にミラノで行われたヴェルサーチェの2024年春夏コレクションのランウェイでクラウディア・シファーが着用したものだ。一方、メリル・ストリープは全身黒のシックなスタイルを選び、ラインストーンをあしらったトップス、フィット感のあるパンツ、ヒールブーツでコーディネートした。笑顔で写るふたりの女性の写真は、デジャヴの感覚を与える。
『プラダを着た悪魔』の中でのMETガラの伝説的なシーンは、確かに印象的だった。アン・ハサウェイが演じたジャーナリスト、アンドレア・サックスは、レースの装飾が施された袖が特徴的なドレスを着ていた。一方、メリル・ストリープが演じたファッション誌「RUNWAY(ランウェイ)」の恐ろしい編集長ミランダは、全身黒い衣装だった。ふたりの女性が17年前のシーンとほぼ似たようなファッションで再会したことがわかる。ファッショントレンドは変わり行くが、ファッションスタイルは普遍的である。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi