ウィリアム皇太子夫妻、ハマスの攻撃に対する声明を発表。

ウィリアム皇太子夫妻は「ここ数日の壊滅的な出来事に衝撃を受け」、ハマスのイスラエル攻撃を非難する声明を発表した。

カーディフを公式訪問中のキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子。（2023年10月3日）photography: Abaca

しばらく沈黙を守っていたウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は2023年10月11日、「ここ数日の壊滅的な出来事に深い衝撃を受けています」と述べ、ハマスによるイスラエル攻撃を非難した。「ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃によって引き起こされた恐怖にぞっとします。夫妻は断固として彼らを非難します」と夫妻は報道官を通じてInstagramのストーリーズに声明を発表した。

ウィリアム皇太子夫妻は報道官を通じて、イスラエルに対するハマスの攻撃を非難した。photography: Instagram / @princeandprincessofwalesのスクリーンショット

一方、イスラエル軍の報道官による最新情報によれば、イスラエル側で1200人以上が死亡し、そのほとんどが民間人だという。パレスチナ側は、ガザ当局の最新情報によれば、1,200人が死亡している。

「イスラエルは自衛権を行使しており、すべてのイスラエル人とパレスチナ人が、これからも悲しみ、恐怖、怒りにさいなまれ続けるでしょう」と声明は続いた。

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イスラエルを初訪問した英国王室メンバー

ウィリアム皇太子は2018年にイスラエルとパレスチナを訪問し、英国王室のメンバーとして初めて公式にユダヤ国家を訪れた。この時はヨルダン川西岸地区のキャンプも訪問してパレスチナ難民に会っている。また、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長ともヨルダン川西岸地区の都市、ラマッラで会談した。

「皇太子が2018年に出会った人々の圧倒的多数はより良い未来という同じ希望を共有していました。この恐ろしい苦しみの中で、皇太子ご夫妻はこの希望を惜しみなく分かちあうことをやめません」

ウィリアム皇太子の声明に先立ち、チャールズ3世もイスラエルにおけるハマスの“野蛮な行為”に“失望”と“極度の懸念”を表明し、ハマスを非難した。