メーガン夫人、ブルックリンの学校見学でまとった「テディ・ジャケット」とは?
Culture 2023.10.18
10月10日にブルックリンの学校を訪問したメーガン夫人は、カジュアルな「スタジャン」で登場した。
インヴィクタス・ゲーム閉会式でのメーガン夫人。(デュッセルドルフ、2023年9月16日)photography: picture alliance / dpa/picture alliance via Getty I
2023年10月10日の世界メンタルヘルスデーに、メーガン夫人はブルックリンの学校、マーシー・ラブ・スクールを訪問した。この時、彼女が着ていたテディジャケットは2020年にイギリスのロバート・クラック・スクールを訪問した際、ディベートチームから贈られた「バーシティジャケット」通称「スタジャン」だ。ネイビーブルーの袖に白い襟、胸には赤い紋章が刺繍されている。アメリカの大学生にはお馴染みのジャケットにスキニージーンズとフレーム(FRAME)の黒のトップを合わせ、ユニセックス風に着こなしたところも気が利いている。
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定番のジャケット
このジャケットはもともと学校を代表するアスリートたちが着用するために作られたもので、1865年にハーバード大学で誕生した。ショート丈のツートンカラー、ゆったりとした作りのジャケットは次第に学校外でも着られるようになり、日常着として広まっていった。1980年代には「スタジャン」ブームが到来し、1991年にはダイアナ妃も着用している。ダイアナ妃の着こなしはスリムなクレヨンスカートとの意外性のある組み合わせで、それまでのスタジャンのスポーティーなイメージを一新した。以来、多くのデザイナーがコレクションに取り入れてその魅力を追求している。
text: Aurélia Charmy (madame.lefigaro.fr)