パパラッチに水着姿を追われるダイアナ妃......「ザ・クラウン」最終章の予告が公開。

10月26日にNetflixは「ザ・クラウン」最終章の予告編を公開した。飛び込み台、パパラッチの大群、そして「ハートのプリンセス」の運命を変える一通のカード。

 

“Ce n'est rien de moins qu'une révolution.”

The Crown saison 6 partie 1, le 16 novembre. pic.twitter.com/jPPT0XzmJk

— Netflix France (@NetflixFR) October 26, 2023

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その写真は1990年代末に世界中を駆け巡った。アル・ファイド家のヨットの飛び込み台に青い水着姿で座るダイアナ妃の姿。2023年10月26日、NetflixのX(旧Twitter)アカウントで公開された「ザ・クラウン」シーズン6（最終章）のパート1にもこのシーンは登場する。最終章の最初の4エピゾードをまとめた予告にはエリザベス・デビッキが演じるダイアナ妃が登場する。

「なぜこんなことに？ 走り回り、大切なものを見失った。それが私の人生の物語なのだろう」とダイアナ妃は自問する。予告編ではダイアナ妃が海の上にいても車に乗っていてもパパラッチに追いかけられている。彼女が“来週パリで”と書かれたカードを手にする姿も映し出される。恋人のドディ・アル＝ファイドが送ったと思われるこのカードは、その後の悲劇的な運命を予感させる。ふたりは1997年夏、アルマ橋の下の交通事故で亡くなった。

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マッド・ワールド

ウィリアム王子とハリー王子の母親は、『マッド・ワールド』の曲が流れるなか、「最近いろいろあって」とつぶやく。エリザベス女王（イメルダ・スタウントン）はダイアナ妃の私生活がメディアに露出しすぎていることを顧問から知らされる。「彼女に平穏が訪れることを願う」と君主は言う。ダイアナ妃に向かって、ややとげとげしく「王室をひっくり返すことに成功したわね。これは革命よ」と言うシーンもある。

「そんなつもりはなかった」とダイアナ妃は答える。予告はこれからのドラマチックな展開をにおわせる。ダイアナ妃の葬儀での女王やチャールズ皇太子（ドミニク・ウェスト）の反応、そしてウィリアム王子（エド・マクベイ）やハリー王子（ルーサー・フォード）の深い悲しみ。パート1は11月16日から、そして6つのエピゾードから構成されるパート2は12月14日からNetflixで配信開始される。