ウィリアム皇太子夫妻、カップルコーデで颯爽とスコットランドを訪問。

Culture 2023.11.08

スコットランドのモレイを公式訪問したイギリス皇太子夫妻は、スコットランドらしさをさりげなく取り入れた服装で仲良く登場した。

スコットランドを訪れたウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。（スコットランド、2023年11月2日）photography: Barlow Jane / Barlow Jane/PA Photos/Abaca

子どもたちの学校休暇に合わせて公務をちょっとお休みしていたウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が公務復帰した。2023年11月2日には夫妻でスコットランドのモレイを訪問し、地元を支援する活動をおこなっている団体を訪れた。この日、印象的だったのはふたりのお揃いコーデだ。共にグリーン系のジャケットに、胸元に赤いポピーのピンをつけていた。イギリスでこのピンは戦死した軍人を讃えるシンボルとされている。ボトムはダークカラーのパンツに茶系のブーツとこちらもコーディネートは抜かりない。

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スコットランドらしいルック

ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の両親の服装は着やすく実用的なうえに、実にスコットランドらしい雰囲気を醸しだしていた。それはキャサリン皇太子妃のジャケットに負うところが大きい。コットンとウールのキルティングジャケットはタータンチェック柄で、スコットランドのみならずイギリス全体にとって象徴的な柄だ。1822年、当時のイギリス国王ジョージ4世がエディンバラを訪問した際に着用してから、タータンはイギリス王室を象徴する柄となった。

キャサリン皇太子妃もよく公式訪問で愛用している。2022年12月、アメリカ訪問の際に緑、青、赤のチェック柄ドレスで登場した。2019年1月、スコットランドにV&Aダンディーミュージアムがオープンして除幕式に出席した際もお気に入りの英国ブランドのひとつ、アレキサンダー・マックイーンのタータンチェックのコートを羽織っていた。

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