83歳のアル・パチーノ、29歳のガールフレンドに支払う巨額の慰謝料とは?

Culture 2023.11.07

昨年6月に83歳という高齢で父親となったアメリカ人俳優アル・パチーノは、子どもの母親でガールフレンドのヌーア・アルファラにまとまった金額を支払う予定だ。

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パーティに出かけるアル・パチーノとヌーア・アルファラ。(ロサンゼルス、2023年9月8日)photography: Abaca

「年齢の話はするな」とは、仏サッカー選手のキリアン・エムバペが好んで口にする言葉だが、83歳にして再び父親となったアル・パチーノの言葉でもある。子どもの母親である29歳のヌーア・アルファラと交際中の俳優アル・パチーノは、毎月3万ドル(約448万円)という高額な扶養料を支払うことに同意した。米ニュースサイト「TMZ」が公開したふたりが署名した合意書によると、ふたりは息子の法的親権を共有する。

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「本当に特別」

アル・パチーノとヌーア・アルファラは2020年に出会ったと伝えられている。クウェート出身の当時26歳の若い女性は、ミック・ジャガーやクリント・イーストウッドらと交際していたことで知られていた。ふたりの結婚が発表された数ヵ月後、彼女が妊娠していることがわかった。昨年6月、息子ローマンが誕生したが、アル・パチーノは生まれたばかりの息子に無関心だったとされる噂が飛び交った。1972年に映画『ゴッドファーザー』でオスカーを受賞した俳優アル・パチーノは、この噂を払拭しようと反論している。『デイリー・メール』紙が入手した動画では次のように語った。「これは本当の小さな奇跡だ。私には多くの子どもがおり、それはいつも素晴らしいことだが、この子は特別だ。なぜなら、私は年をとっているから」。アル・パチーノにはすでに3人の子どもがおり、ジャン・タラントとの間のジュリー(34歳)と、元恋人ビバリー・ダンジェロとの間にもうけた双子オリビアとアントン(22歳)がいる。

ヌーア・アルファラとアル・パチーノは現在も交際中だが、一緒に子育てしないことを決めたため、共同親権契約を結ぶことで合意したと報じられている。「ページシックス」の情報によれば、契約には、俳優が年間11万ドル(約1644万円)の前払いを含む、毎月の養育費に加えて支払わなければならない規定が含まれている。さらに、彼はローマンの教育のための口座に年間1万5千ドル(約224万円)を支払うことが規定されており、自身の医療保険でカバーされない医療費を全額支払う責任もある。また、週に数日、息子に会う権利があることも明らかになっている。週末に会うことになるのだろうか?

text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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