乳がんを公表したカーラ・ブルーニ、自身のマンモグラフィーの写真を公開。
Culture 2023.11.09
サルコジ元フランス大統領夫人のカーラ・ブルーニが10月28日、マンモグラフィー画像を手にしたセルフィーを、インスタグラムに投稿した。検診の重要性を訴えることが目的だ。
マンモグラフィー画像とカーラ・ブルーニ。(パリ、2023年10月28日)Instagram @carlabruniofficial
乳がん予防月間は10月31日で終了したが、乳がん予防は普段から心がけるべきものだ。そのことを念頭にカーラ・ブルーニは10月28日、献身の大切さを改めて訴えるインスタグラム投稿をおこなった。
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予防と教育
10月4日、カーラ・ブルーニはインスタグラムに動画をアップし、2019年に乳がんと診断されたことを明かした。そして病状と受けた治療を説明して体験を共有し、「幸運にも」がんは進行性でなかった、マンモグラフィー検査をきちんと受けていたおかげだと説明した。そのうえで「毎年マンモグラフィーを受けましょう」と女性たちに呼びかけた。
10月28日、カーラ・ブルーニはインスタグラムで再度、乳がん予防を呼びかけた。鏡の前で黒ずくめの服を着て、マンモグラフィー画像を手にした写真のキャプションには、「女性の8人に1人が乳がんになります。私もそのひとり。だから10月のピンク月間に、マンモグラフィーを受けましょうとメッセージを送ります」と書いてある。多くの反応から察するに、メッセージはみんなにきちんと届いたようだ。「怖いけれど来週、予約を取ります」、「ありがとうカーラ、時には言葉ですべてが変わることもある」など感謝のコメントが寄せられた。インスタグラムを活用してがん予防キャンペーンをおこなっていこうとするカーラ・ブルーニの決意が感じられた投稿だった。
text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr)