「ダンシングクイーン」キャサリン皇太子妃が踊っているシーンだけを集めた動画が話題に。

Culture 2023.11.27

11月20日、イギリスのキャサリン皇太子妃の最高のダンスをまとめた動画がSNS上で公開された。彼女の新たな一面を発見するチャンスだ。

00-231124-dancing-scene-of-kate.jpg

ツバルを訪れたキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子。(ツバル、2012年9月19日)photography: Abaca

時には長いスピーチよりもダンスのステップの方がいいこともある。その証拠に、キャサリン皇太子妃は2011年にウィリアム皇太子と結婚して以来、数々のダンスステップを踏んできた。この動画では、ロイヤルファミリーらしい美しいメッセージを伝えることに関しては他の追随を許さないキャサリン皇太子妃の際立った姿を見ることができる。

---fadeinpager---

ユーモアと賛辞

キャサリン皇太子妃のファッションや最近では義理の弟ハリー王子との確執について語られることが多いが、儀式的な役割の脇役として、彼女が好んで行うさまざまな動きに私たちは気づいているだろうか? InstagramとTikTokそれぞれふたりのネットユーザーが、ユーモアとオマージュを織り交ぜた動画に前述の振り付けをまとめて楽しんでいる。

存在感を表すために踊る

投稿は2022年のデンマーク訪問の抜粋で始まる。そこでキャサリン皇太子妃は、デンマーク女王マルグレーテ2世に近づいて公式の写真を撮るように求められた際、控えめながらも非常に効果的なダンスの一歩を踏んでいる。カメラに捉えられたそのシーンはすぐに拡散され、「プリンセス・シャッフル」というニックネームがつけられた。このダンスは、2010年代にアメリカのエレクトロポップデュオのLMFAOが流行させたものだ。別のシーンでは、2012年にツバルに訪れた際のキャサリン皇太子妃が、ポリネシア諸島のツバルの伝統的な衣装と冠を身に着け、地元のダンスに挑戦している様子が見られる。その後、子どもたちの中でプリンセスが振り付けを学んでいる様子が見られる。そして、イギリスならではの光景として、キャサリン皇太子妃が熊のパディントンと踊る場面が続く。最終的には、彼女がパディントンと踊る様子が駅のプラットフォームでさえも披露され、パディントンが彼女をワルツさせる姿まで見られる。

ジョージ王子シャーロット王女ルイ王子の母親がダンスの魅力を完璧に体現している。エリザベス女王のプラチナジュビリーのためにベリーズに滞在していたキャサリン皇太子妃は、島の伝統的なダンスに挑戦している。地元の人々が見守る中、皇太子妃は見ているだけの夫とは異なり、いくつかのステップを披露した。キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子の違いは、このようなところにも表れている。ウィリアム皇太子はファッションを最小限にとどめ、時に妻に飲まれてしまうのに対して、皇太子妃は型にはまらず、遊び心を持って楽しんでいる。さあ、踊りましょうか?

text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

airB
言葉の宝石箱
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories