モナコのアルベール大公の婚外子が建国記念日に気持ちを表明。

Culture 2023.11.30

モナコアルベール大公の婚外子のひとり、ジャズミン・グリマルディが11月19日にインスタグラムに長いメッセージを投稿し、「複雑」で「ユニークな家族史」を振り返った。


ジャズミン・グリマルディ。(2022年5月23日投稿) Instagram/@jazmingrimaldi

父親から正式に認知されたのは2006年のことで、15歳の時だった。ジャズミン・グリマルディはモナコのアルベール大公とウェイトレスだったタマラ・ロトロの間に1992年、生まれた。認知された後は父親としっかり絆を育んだように見える。

今年5月開催のモナコGPの催しにも招かれていた。ただ、父娘が並んで写ることはなかった。仏「パリマッチ」誌によると、アルベール大公は"人目のないところで"娘と会うことを望んでいるそうだ。現在31歳のジャズミンはこれまでこのプロセスに異を唱えたことはなかった。だが今回、モナコの建国記念日の11月19日にインスタグラムへ投稿した文章を見ると、現状にやや閉塞感を感じているようでもある。

モナコの歴史を紹介した動画に添えられたメッセージの中で、ジャズミンは自分のルーツについて語っている。家系調べが趣味だそうだ。「今週末はモナコの祝日、建国記念日です。この機会にモナコの歴史、そして家族の歴史についても少し書きたいと思います。実のところ私は祖母のグレース公妃同様、アメリカ合衆国で生まれ育ったアメリカ人です。しかしながら私の父アルベール2世とその父である祖父のレーニエ3世を通じてモナコにもルーツがあることを誇りに思っています。自分の家系について学び、自分自身の人生が父方と母方の先祖とどうリンクするのかを知ることが楽しいのです」

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誰もが理解されたがっている

ジャズミンの家系は"複雑であること"が特徴だそうだ。「そう、私のユニークな家族背景が複雑であることは間違いなく、私はよく沈黙を守ったり、逃げ出したりする必要性を感じます。でもこうした複雑さがいつかシンプルな受容と感謝へと昇華されないかと人はいつだって思うものです(中略)」と書き、暗にモナコの血縁にもっと受け入れてほしい気持ちを表明した。「つながることによって愛と理解とコミュニティへの道を見つけることができればと願っています。平たく言えば、誰もが理解されたがっているし、帰属意識を持ちたいのです」

そして、「父のアルベール2世、私の家族、そしてモナコのみなさんに、建国記念日のお祝いを申しあげます! 皆さんと一緒にこの日を祝い、皆さんから受け入れてもらえる日が来ることを願っています! おめでとう殿下!」の言葉でメッセージを締めくくった。ジャズミンのこうした想いは異母弟のアレクサンドル・グリマルディ(20歳)も共有している。アルベール2世と客室乗務員のニコル・コステの間に生まれたもうひとりの婚外子は、英「タトラー」誌12号の表紙に最近登場した。そして同誌の単独インタビューで「父と協力してモナコの世界大使的な存在となり、この街が発展する機会をもたらす存在になりたいという話を父としています」と語り、「名前に恥じないふるまい」をしたいと話していた。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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