ダイアナ妃が最後に身につけた水着、ドラマのためにブランドが完全再現！

ダイアナ妃が亡くなる9日前に着用し、アイコニックな写真で人々の記憶に刻まれたゴテックスのターコイズブルーの水着は歴史に名を刻んだ。そして、Netflixのシリーズ「ザ・クラウン」のために、ゴテックスによって同じ水着が再現された。

ドディ・アルファイドのヨットに乗ったダイアナ妃。（サントロペ、1997年8月22日）photography: Abaca

その映像は世界中を駆け巡った。1997年8月22日、ダイアナ妃はドディ・アルファイドのヨットの飛び込み台に座っていた。ゴテックスのターコイズブルーのワンピース水着に身を包んだダイアナ妃は、ひとり足を宙に伸ばし、後ろを振り返っていた。このショットは、孤独なプリンセス・オブ・ウェールズがパリでの交通事故で命を落とす9日前に撮影されたものだ。これはダイアナ妃が公の場で撮影された最後の写真でもあり、この日着用していた水着はより象徴的なものとなった。そして、ゴテックスは11月16日からNetflixで配信されているシリーズ「ザ・クラウン」の新シーズンのために、この水着を忠実に再現することを決定した。

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役柄に没頭する

「ダイアナ妃が飛び込み台の端まで歩き、座った際に着ていたこの青い水着が大好きです」、 Netflixシリーズの最終シーズンで故ダイアナ妃を演じるエリザベス・デビッキはイギリス版「ハーパース・バザー」にこう語っている。さらにこう続けた。「あの水着とあの瞬間を正しく再現することは、とても神聖で重要なことだと感じました」。この水着はシリーズの衣装デザイナーのひとりであるシドニー・ロバーツによれば「象徴的」であり、その歴史的な瞬間を忠実に再現するため、エリザベス・デビッキがドラマ内で着用する水着を忠実に再現することを決定した。衣装は女優がキャラクターにより深く没頭するのを助ける手段にもなっており、シーズン5では同様にダイアナ妃のワードローブのもうひとつの象徴的なアイテムであるリベンジドレスを着用している。