ケイト・ミドルトンがウィリアム王子を悩殺したシースルードレス、ドラマで完全再現!
Culture 2023.12.11
「ザ・クラウン」最終シーズンの後半の映像が公開された。このNetflixのドラマシリーズは、2002年のケイト・ミドルトンが象徴的なシースルードレスを着て登場したファッションショーを再現することが決定している。
このシースルードレスはバッキンガムを永遠に変えた。2002年、スコットランド東部にあるセント・アンドリュース大学の学生だったケイト・ミドルトン(現キャサリン皇太子妃)は、チャリティ・ファッションショーに参加した。その際、彼女は黒のレースのランジェリーが見えるシースルードレスを着用していた。ウィリアム王子(現ウィリアム皇太子)は、この特等席のために200ポンド(約3万7千円)を払って最前列に座り、彼女の魔法にかかった。この伝説的なシーンは、ケイト・ミドルトンとイギリスの王位継承者であるウィリアム王子の関係に転機をもたらした。そのシーンはまもなく「ザ・クラウン」の最終シーズンの後半で再現される。これは、イギリスのNetflixアカウントのInstagram投稿が明らかにした情報であり、これらの新エピソードからの画像を先行でシェアしている。これらのエピソードは、ストリーミングプラットフォームのNetflixで12月14日に利用可能となる。
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「ケイトはセクシーだ!」
そのうちの1枚は、ケイト・ミドルトン役を演じる21歳の女優メグ・ベラミーが、下着が透けて見えるシースルードレスを着てパレードしている写真だ。これは、ブリストルの西イングランド大学のファッション学生であるシャーロット・トッドが手作りしたドレスで、元々はスカートだったが、将来の王妃、ケイト・ミドルトンがアレンジを加えた。彼女は「ランウェイのテーマである"誘惑のアート"にインスパイアされた」と、ファッション評論家のロビン・ギバンは2011年に米ニュースメディア「デイリー・ビースト」に語っている。そしてその誘惑の力は、ウィリアム王子にも自動的に影響を与えたと言われている。複数の情報筋によると、ケイト・ミドルトンの未来の夫はその姿に心を奪われ、そばにいた友人のファーガス・ボイドに「ケイトはセクシーだ!」と言ったという。
2011年3月、ケイトとウィリアムの結婚式の数カ月前に、ロンドンのオークションで9万ユーロ(約1450万円)の値がついたほど伝説的なドレスだ。その年、シャーロット・トッドは『デイリー・メール』紙に、「この愛の物語に貢献できたことを幸せに思う」と語っている。別の言い方をすれば、イギリスの未来の国王の運命を永遠に変えたとも言えるだろう。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi