テイラー・スウィフトとともに雑誌の表紙を飾った愛猫、可愛すぎると話題に!

Culture 2023.12.14

雑誌「タイム」のパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたアメリカのミュージシャン、テイラー・スウィフトは、偶然の出会いから2019年に飼い始めた猫のベンジャミン・バトンとともに週刊誌の表紙を飾った。


雑誌「タイム」の表紙で、愛猫ベンジャミン・バトンとポーズをとったテイラー・スウィフト。Instagram / @time

「私の数奇な人生......。」2009年、ブラッド・ピットがデヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でスクリーンに登場した。今日、興味をそそるのは、もうひとりのベンジャミン・バトンの物語である。今回は猫の物語である。雑誌「タイム」のパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたテイラー・スウィフトのペットである4歳のラグドールだ。ポップスターの肩にふわふわのボアのように座って、週刊誌の表紙に登場した。

テイラー・スウィフトは自身のInstagramのアカウントで、キャプションにこんな台詞を添えて、同表紙についてコメントした。「タイム誌:あなたをパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選出します。私:愛猫を連れて行っても良いですか?」歌姫の気まぐれかどうかはさておき、このシーンは見る者を笑顔にさせる。

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「恋に落ちた」

ベンジャミン・バトンとテイラー・スウィフトとの物語は2019年にさかのぼる。当時、大ヒット曲『ME!』のミュージックビデオを撮影していた彼女は、撮影現場で生後数カ月の青い目をした白猫に出くわした。そこでフワフワな子猫に一目惚れした。

雑誌「ピープル」によると、「家のないかわいい子猫だった」とテイラー・スウィフトはInstagramでパニック! アット・ザ・ディスコのリーダーであるブレンドン・ウリーとの対話で語った。彼女は「広告などに登場させて、かわいい子猫たちを里親に引き渡すのをサポートするプログラムの一環だった」と付け加えた。実際、ベンジャミンはテイラー・スウィフトのミュージックビデオに登場することになる。これはすでに名声への第一歩だ。


これがベンジャミン・バトン。彼はとても良い子。

テイラー・スウィフトがその猫を腕に抱いたとき、それは一目瞭然だった。「この小さな猫が私に手渡されたとき、彼は喉を鳴らして私を見て、まるで『君は僕の母親で、これらか一緒に暮らすんだ』と言っているようだった。私は恋に落ちました。」数日後、テイラー・スウィフトは新たな仲間を迎えたことをセルフィーで公式に発表した。

「そして、それから3匹になりました......」と、猫好きのテイラー・スウィフトはその写真の下に書いた。すでに2匹のスコティッシュフォールドの「母親」であり、2匹の名前は、(「グレイズ・アナトミー」のヒロインにちなんで)メレディス・グレイと(「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」の刑事にちなんで)オリビア・ベンソンだ。アメリカ人ミュージシャン、テイラー・スウィフトにとって思い入れのあるキャラクターである。(ベンジャミン・バトンもまた)捨て子猫から「タイム」誌のスターになるには時間がかからなかった。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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