『エマニエル夫人』リメイクの第一弾ビジュアル、官能的すぎると話題に!

Culture 2023.12.22

12月19日、オドレイ・ディワン監督は自身のInstagramのアカウントで、近日公開予定の映画『エマニエル夫人』に出演する受賞女優ノエミ・メルランが、くしゃくしゃの白いシーツに裸で写っている写真を公開した。


『エマニエル夫人』のノエミ・メルラン。(パリ、2023年12月)Instagram /@audrey.diwan

オドレイ・ディワン監督映画『エマニエル夫人』に扮するノエミ・メルランは、1974年の映画で登場した伝説の籐椅子の代わりに、ベッドに横たわり、裸で物思いにふけっている。2024年公開予定の『エマニエル夫人』の監督は、12月19日(火)、自身のInstagramに主演女優の初画像を投稿した。

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リメイクではなく新たな映画化

よくあることだが、冒険はカンヌ国際映画祭から始まる。昨年5月、作家エマニュエル・アルサンの小説をオドレイ・ディワン監督が新たに映画化することが発表された。当時、レア・セドゥが主人公を演じる予定だったが、最終的にノエミ・メルランがこのエロティックな小説のセクシーなヒロインを演じることになった。

ジュスト・ジャカン監督(1979年)のリメイクではなく、1959年の原作を書き直したものだが、オドレイ・ディワン監督の『エマニエル夫人』も素晴らしい作品になることを約束している:「映画は現代が舞台で、エマニエルは私の年齢に近い女性です。(中略)映画の舞台は香港で、彼女が働く高級ホテルです。ホテルの廊下で登場人物たちが互いにすれ違ったり、出会ったり、探し求めたりするというアイデアが気に入っています」と、レバノン出身のフランス人監督のオドレイ・ディワンは「デッドライン」誌に語っている。

大女優の登場

ルイ・ガレル監督の映画『L'Innocent(原題)』で助演女優賞を受賞したばかりのノエミ・メルランは、幅広い演技の才能を証明した。昨年1月、初のアメリカ映画『TAR/ター』でケイト・ブランシェットと共演した。この初の主演作品で、彼女はフランスの映画と文学の名作に挑戦する。エマニュエル・アルサンの『エマニエル夫人』を読んだことを覚えている人は多く、その作品は後にシルヴィア・クリステルが主演し、彼女はスクリーンで輝きを放った。オドレイ・ディワン監督は、ナオミ・ワッツ、「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル シーズン2」に出演したウィル・シャープ、そして「ストレンジャー・シングス」最終シーズンで悪役を演じたジェイミー・キャンベル・バウアーというキャスティングをすでに発表している。この映画化が情熱を呼び起こすことは間違いない。ピエール・バシュレが1974年の映画サウンドトラックで「メロディ・ダムール・シャントゥ・ル・クール・デマニエル(愛のメロディがエマニエルの心を歌う)」と歌ったように。

text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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