アラン・ドロン、ふたりの美しい孫娘に囲まれた家族写真を公開。
Culture 2023.12.27
日曜日、アラン・ドロンはロワレ県ドゥーシーの自宅でクリスマスイブを過ごした。彼は息子のアラン=ファビアンとアンソニー、そしてふたりの孫娘リヴとルーに囲まれていた。
ここ数年、アラン・ドロンの姿はめっきり見かけなくなった。しかし、アラン・ドロンはフランス・ロワレ県ドゥーシーの自宅で家族とクリスマスを過ごした。末っ子のアラン=ファビアンが12月24日にInstagramに投稿した写真では、映画『山猫』で知られるアラン・ドロンは、29歳と59歳の息子アラン=ファビアンとアンソニー、そしてふたりの孫娘ルーとリヴに囲まれ、グラスを片手に笑顔を浮かべている。ほぼ全員集合のアラン・ドロン一家の集合写真だが、アヌーシュカ・ドロンだけが不在だ。
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一般にはあまり知られていないルーとリヴ
華やかさから遠く離れ、輝かしい祖父の影で育ったルーとリヴは、アンソニー・ドロンと伝説的なキャバレー「リド」元ディレクターの娘ソフィー・クレリコの間に生まれたふたりの娘である。長女で27歳のルーは、法律とオートクチュールのキャリアを持ち、2021年からディオールで働いている。2022年1月、父親は雑誌「Télé Star」に「彼女は女優にはならないだろう。彼女は現在に至るまで懸命に働いてきたし、私は彼女に対して非常に誇りを感じている」と語った。
2012年に別れたソフィー・クレリコとの間に生まれたリヴ(22歳)の父親でもあるアンソニー・ドロン。リヴは、音楽とモデル業など、より芸術的な分野に進んでいるようだ。しかし、『原色パリ図鑑』(1997年)で知られる俳優は、娘たちをメディアから遠ざけたいと考えており、その姿をあまり公にしない。唯一の例外は、彼がInstagramに投稿したいくつかのバケーション写真で、2022年5月にジャマイカでのバカンス中に撮影されたものである。写真には、ルーとリヴが父親の2冊目となる自叙伝『Entre chien et loup(原題)』(Le Cherche Midi刊、2022年)を読みながら太陽を浴びている様子が写っていた。
その14年前の2008年、アンソニー・ドロンが初の自叙伝『Le Premier Maillon(原題)』(Michel Lafon刊)を出版したとき、彼は3人目の娘の父親であることを認めた。彼は22歳のとき、「クレイジーホース・パリ」のダンサーと恋愛関係にあったことを明かした。彼女は彼に自分は不妊症だと述べていたが、ふたりの関係から、現在37歳のアリソン・ル・ボルジェスが生まれた。
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ヒロミ・ロラン事件
クリスマス・イブにアラン=ファビアン・ドロンが投稿した家族写真では、家長であるアラン・ドロンは痩せてはいるが落ち着いているように見える。88歳の俳優は、一家を揺るがしたヒロミ・ロラン事件以来、公の場に姿を現していなかった。昨年7月、彼の3人の子どもたち、アンソニー、アラン=ファビアン、アヌーシュカは、"アラン・ドロンのお供の女性"を「弱さの悪用」、「書簡の横領」、および「モラルハラスメント」で告訴した。家族の弁護士は、俳優が2019年に脳卒中で倒れて以来、ヒロミ・ロランが「策略や脅迫を用いて、アラン・ドロンを親しい友人や家族から常に孤立させている」と主張している。
7月5日に一家の敷地から追い出され、2件の告訴の対象となっているヒロミ・ロランは、30年以上にわたって俳優アラン・ドロンと恋愛関係にあったと主張している。彼女は、3人の子どもたちが自分をアラン・ドロンから遠ざけようとし、アラン・ドロンを操っていると非難した。彼女はまた、「集団暴行(...)、中傷的な告発、窃盗」の罪状で告訴状を提出した。
text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi