キャサリン皇太子妃、2023年のファッション経費は昨年から半額に!?
Culture 2024.01.12
「ページ・シックス」によると、イギリスのキャサリン皇太子妃は2023年、昨年に比べ服にかける費用をほぼ半減させたという。パラダイムシフト?
バッキンガム宮殿でのレセプションに出席したキャサリン皇太子妃。(ロンドン、2023年12月5日) photography: Abaca
毎年12月の終わりには、私たちは年末決算を行い、新時代の幕開けを誓う。キャサリン皇太子妃はどうだろうか? タブロイド誌「ページ・シックス」がキャサリン皇太子妃のファッションの棚卸を行なった。12月29日付の「ページ・シックス」は、2023年には11万9千ドルから7万3千ドル(約1700万円から約1056万円)へと、2022年と比べて彼女のファッション経費が半減するだろうと計算した。これはエコロジカルな信念による強い決心なのか、それとも経済的な合理性に基づく意思決定なのか? その答えを紹介しよう。
---fadeinpager---
ロイヤル・ワードローブ
心配はご無用。キャサリン皇太子妃がみすぼらしい姿で現れることはない。皇太子妃はその洗練された、しばしばカラフルな服装で知られており、今年もさまざまなもので目を引いた。シャネルのジャケットやアーデムのドレス、そして特にチャールズ3世の戴冠式のために特別に作られた壮麗なアレキサンダー・マックイーンのコートなどがその一例だ。しかし、これらの格調高いルックが注目される一方で、ZARAやSézane(セザンヌ)などのプチプラルックもキャサリン皇太子妃の2023年を彩り、何度も着用した。「ページ・シックス」のインタビューに応じたInstagramのアカウント「Royal Fashion Police」を運営する王室ファッションのスペシャリストは、「2022年と比較して、今年はこれらのドレスを再利用することに努力を注いでいます」と説明し、「ドレスの再利用率は着実に向上していますが、スペインのレティシア王妃やデンマークのメアリー皇太子妃など他のロイヤルファミリーと比べると、キャサリン皇太子妃の場合は比較的低めです」と続けた。「Royal Fashion Police」によると、この減少の説明は別のところにある。「今年のキャサリン皇太子妃の衣装代の減少は、主に王室のツアーや海外訪問がなかったことに起因しています。」新年がどのようになるかはまだわからない。
text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi