ケイト・モス、50歳の誕生日に黒レースのシースルードレスでパリに登場！

寒さをものともせず、纏ったブラックレースのドレスはヴィンテージ好きのケイト・モスらしい一着だ。

ケイト・モス50歳の誕生日パーティーを祝うため、リッツ パリを後にするケイト・モスとハイダー・アッカーマン。（パリ、2024年1月16日）photography: Aflo

どんな寒波だってケイト・モスには勝てないし、彼女のスタイルを変えさせることもない。1月16日、おりしもルイ・ヴィトンのメンズコレクションがパリの西で開催されていた晩、同じ都市でイギリス人モデルがキャッチされた。まずはホテル リッツ パリを出たところで、さらに超シックなレストラン「ローラン」の入り口で。ここで彼女は親しい人たちと50歳の誕生日を祝った。この日のためにケイト・モスが選んだのは、彼女のシグネチャー・アイテムのひとつであるシースルードレス。ヴィンテージクローズ専門店「ニューヨーク・ヴィンテージ」のドレスは長袖とブラックレースが特徴的で、スーパーモデルのランジェリーをさりげなくチラ見せする。

その晩の正装の仕上げに、ライラ・モスの母親でもあるケイト・モスは、黒とオレンジのサテンフリンジケープを肩から羽織っていた。こちらはヴィンテージ専門のイギリス独立系レーベル、アレクサンドラ・キングのものだ。さらに左手と耳元、ピンヒールサンダルのストラップはキラキラ輝くジュエリーで飾られていた。ボーイフレンドのニコライ・フォン・ビスマルク、そして長年の友人であるファッションデザイナーのステラ・マッカートニーと、有名化粧品ブランドの創設者である実業家のシャーロット・ティルブリーもパーティーに出席していた。

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ケイト・モスとヴィンテージの永続的な関係

有名モデルが誕生パーティーやレッドカーペットで有名ブランドのラグジュアリーな服以外を身につけることは想像しにくい。しかし、ケイト・モスは50歳の誕生日を祝うのにヴィンテージ服を選んだ。彼女はヴィンテージが流行るずっと前からのコアなヴィンテージファンなのだ。旅先のブティックで見つけたり、今回のブラックレースドレスのようにオンラインショップで購入したり。ケイト・モスのヘアスタイリスト、ジェームス・ブラウンはUK版「ヴォーグ」誌に次のように語っている。「ケイトが素敵なのは、20ポンドの安物のドレスを持っていっても、彼女が着て外出すれば、誰もが称賛することだ。一方で1万ポンドのディオールのドレスを着ても同じことができる。その点で気取らない人なんだ」