エリザベス女王、メーガン夫人が長女に「リリベット」と名付けたことに激怒していた!?

Culture 2024.01.28

1月18日に出版される英国王室の舞台裏を描いた本の中で、ジャーナリストのロバート・ハードマンは、ハリー王子メーガン夫人の長女リリベット誕生にまつわるエピソードを明かし、特にエリザベス2世を苛立たせたという。

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バッキンガム宮殿のバルコニーにいるエリザベス女王、メーガン夫人、ハリー王子。(ロンドン、2018年7月10日) photography: Chris Jackson / Getty Images

感情を爆発させることがあまりない(実際、感情を表すこと自体があまりない)エリザベス2世だったが、孫娘が生まれ、その名前が女王の家族の間でずっと付けられてきた愛称「リリベット」になることを知ったとき、非常に動揺した。この内密情報を明らかにしたのは、王室専門家のジャーナリスト、ロバート・ハードマンであり、1月18日に発売予定の新しい王に関する伝記『Charles III: New King, New Court. The Inside Story(原題)』に収められている。これはメーガン夫人とハリー王子のすでに混みいった状況に更なる波紋を広げることになるだろうか?

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名前

ここ数年、批判に対処することに慣れたハリー王子と妻のメーガン夫人は、二人目の子どもの名前を選ぶ際、国家的な一悶着を引き起こすことになるとは想像していただろうか? 生まれたのは2021年6月4日で、小さなリリベットの名前は、彼女の曾祖母であるエリザベス2世への敬意を込めている。この愛称は女王が幼少期に妹のマーガレット王女によって付けられた。エリザベスの名前を発音することが難しく、マーガレットは愛情をこめて「リリベット」と呟いていたのだ。

エリザベス2世が孫の名前の選択に不快感を抱いたのは、この愛称が彼女の身の回りの人々、つまり父であるジョージ6世、母、妹のマーガレット王女、そして夫であるフィリップ殿下だけが使用していたからだ。

ロバート・ハードマンはその著書の中で、匿名を条件に、「女王があれほど動揺しているのを見たのは初めてだった」と説明するスタッフの言葉を引用している。これに対し、ハリー王子夫妻は反論し、「女王の承認を得た」と主張する。「ハリー王子は発表の前に家族と協議し、実際、女王がハリー王子が最初に連絡を取った家族であった」と、当時の彼らの弁護士が明確に述べた。そして、正式にこう付け加えた:「この会話の中で、ハリー王子は娘にリリベットという名前をつけたいという希望を伝えました。もし彼女が支持してくれなかったら、彼らはその名前を使わなかったでしょう」。ウィンザー家とサセックス家の間の問題を解決しそうもない誤解が、またひとつ生まれた。

text: Gaspard Couderc (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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