マーゴット・ロビー、『バービー』監督がアカデミー賞にノミネートされなかったことに反応。
Culture 2024.02.05
『バービー』の監督のグレタ・ガーウィグも主演女優のマーゴット・ロビーもアカデミー賞ノミネートから外れたことで、映画ファンはマーゴット・ロビーの発言を心待ちにしていた。
米国とカナダの映画批評家によるクリティクス・チョイス・アワードでのマーゴット・ロビーとグレタ・ガーウィグ。(2024年1月11日) photography: Michael Buckner / Variety via Getty Images
1月23日にアカデミー賞のノミネートが発表されて誰もが驚いたこと、それはハリウッドの超大作『バービー』に関して、主演女優のマーゴット・ロビーの名も、監督のグレタ・ガーウィグの名もなかったことだ。以来、多くのファンがマーゴット・ロビーの反応を願っていた。2024年1月30日、同映画のロサンゼルス試写会の後、マーゴット・ロビーはついに口を開いた。「もちろん、私としてはグレタが監督としてノミネートされるべきだと思う。これは監督にとって一世一代の大仕事だったから」
サンタバーバラ国際映画祭でのライアン・ゴズリングとグレタ・ガーウィグ。(2024年1月13日) photography: River Callaway / Variety via Getty Images
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8部門ノミネート
とはいえ、マーゴット・ロビーはこの映画が作品賞に加えてアメリカ・フェレーラが助演女優賞に、ライアン・ゴズリングが助演男優賞に、さらに衣装賞、そしてガーウィグとノア・バームバックの脚色賞等、アカデミー賞で8部門にノミネートされたことを改めて喜んでいる。「自分も光栄に思うから、悲しむ理由がないわ」とも語った。
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カルチャーインパクト
この映画は数々の記録を塗り替えた。女性監督による初の10億ドル超大作であり、興行収入的には14億ドルで2023年トップの成果を収めた。だがマーゴット・ロビーがとりわけ誇りに思っているのはこの映画が人々に与えた影響だ。「この映画に対して人々がどんな反応を示したかが、一番重要だと思う。数々の議論を巻き起こし、この場でも、たくさんの人がピンクを身につけている。かつてない体験だわ。誰もが知るスーパーヒーローのヒット作への出演経験はあるけれど、こんな感じは初めて。これほどカルチャーインパクトを与えた映画を他に知らないし、自分がそのまっただなかにいるなんてすごいこと」
text: VD (madame.lefigaro.fr)